

2020年オープン戦第4戦!!



本拠地京セラドーム大阪にて今シーズンオープン戦第4戦が行われました。
バファローズの先発は、今シーズンもローテーションの柱として大きな期待がかかる山本。山本は立ち上がりに失点を許すも、2回以降は尻上がりに調子を上げ、150キロを超えるストレートと切れ味鋭い変化球のコンビネーションで、相手打線に的を絞らせないピッチングを披露。山本は5回を投げ、6奪三振、2失点と先発投手としての役割を果たす好投で、シーズン開幕へ向け順調な仕上がりを見せる。
一方のバファローズ打線は2点を追う2回、2死ランナー無しから小田が高めの直球を振り抜き、右中間スタンドへ飛び込むソロHRを放ち、1点を奪い返す。3回には宜保の2BH、中川の四球でチャンスを作ると、1死1.2塁のチャンスから吉田正のセンターへのタイムリーヒットで同点に追い付く。なおも2死1,3塁のチャンスでT-岡田がタイムリーヒットを放ち、勝ち越しに成功。
バファローズは4回にも小田の2BHから1死3塁のチャンスを作ると、内野ゴロの間に1点を加え、4-2と点差を広げる。さらに7回に頓宮、8回には勝俣のソロHRが飛び出し、6-2とリードを4点差に広げることに成功。
試合は6回から継投に入ったバファローズがディクソン、増井、比嘉、左澤とリリーフ陣が見事な無失点リレーでつなぎ、6-2でバファローズの快勝となった。
この試合、ローテーションの柱としての期待がかかる先発の山本が5回、6奪三振、2失点と好投すると、あとを継いだリリーフ陣が見事な無失点リレーを見せるなど投手陣が順調な仕上がりをアピール。野手陣では、小田が2回のソロHRを含む、2安打1打点1HRの活躍でチームをけん引すると、頓宮、勝俣はソロHRを放ち、宜保もオープン戦4試合連続となるヒットを放つなど、中堅、ベテランに負けじと若い選手達が躍動する充実したゲームとなった。
◇西村 徳文 監督
「由伸は、初回は彼本来のキレが無かったように感じましたね。ただ、その後しっかりと修正して徐々に良くなっていったところは流石ですね。残り試合も少ないですし、しっかりと考えてやっていって欲しい。打つ方では、ジョーンズが打線に入るとチームの雰囲気が変わりますね。チームとしていい流れになってくれていると思う。頓宮、勝俣、小田の3人はよく1発を打ってくれた。宜保は打撃の状態もいいし、守備でミスはあったけど、そのあとの打席で初球から積極的にスイング出来たところは評価してあげたいね。若手がどんどん頑張って、中堅、ベテランに刺激を与えて、チームにいい活気を出していって欲しいですね。」
◇山本 由伸 投手

<先発5回、6奪三振、2失点の好投で、シーズン開幕へ向けて順調な仕上がりを見せる!>
「今日は長いイニングを投げる予定だったので、毎イニングを大切に投げようと意識していました。初回は感覚が良くなかったですが、2回以降は修正して投げることが出来たところは良かったと思います。残り試合も少ないですし、公式戦で戦える準備ができるようにしっかりと仕上げていきたいと思います!」
◇小田 裕也 選手

<2回2死から、右中間スタンドへ飛び込むソロHRを放つ!>
「打ったのは高めのストレートです。しっかりと叩くことは出来ましたが、まさかスタンドまで届くと思っていなかったので、思っていたよりも飛んでくれて良かったです。開幕に向けてこれからもしっかりアピールできるように頑張ります!」
◇頓宮 裕真 選手

<7回無死から、レフトスタンドへオープン戦第1号ソロHRを放つ!>
「甘いまっすぐをしっかりといい回転で打つことができました。いい感触でしたし、ホームランになってくれてよかったです!」
◇勝俣 翔貴 選手

<8回1死から、センターへオープン戦第1号ソロHRを放つ!>
「とにかく真っすぐに振り遅れないように、強くスイングをすることだけを考えて、打席に入りました。感触も完璧でしたし、オープン戦ではありますが、初めてのホームランを本拠地京セラドーム大阪で打つことが出来てよかったです!」