

4本のアーチが飛び出すも、延長の末敗れる



打線は初回、2死から3番に座るT-岡田が、F有原から2年ぶりの2桁弾となる10号ソロホームランをライトスタンドへ運び、バファローズは先制に成功する!
先発のアルバースは4回に同点とされるが、打線は5回に1死3塁のチャンスを作ると、若月が三遊間を抜くレフト前タイムリーヒットを放つ!
アルバースは5回を三者凡退に抑え、6回の先頭打者を打ち取ったところでマウンドを降り、2番手吉田凌が残る2打者をキッチリ退ける!
すると6回裏、昨日満塁弾を放ったモヤが、バックスクリーン右へ5号ソロホームランを放ち追加点を奪うと、8回にはT-岡田が今日2発目となる11号ソロホームランをライナーでライトスタンドに突き刺す!
投手陣は7回を3番手富山が、8回を4番手ヒギンスが無失点に抑えたが、9回から登板した守護神・ディクソンが満塁のピンチで痛恨の同点打を許し、追いつかれる。
迎えた延長10回、6番手山田が登板も、2死から3連打で2点を勝ち越される。それでも打線は裏の攻撃、西浦に一発が飛び出し1点差に迫る!その後も吉田正と杉本の内野安打などで2死2,3塁と一打逆転サヨナラの場面を作るが、あと一歩及ばず。連勝は3でストップとなった。
◇中嶋 聡 監督代行
「最後まであきらめない姿勢というのはよかったと思いますけど、その前に決めなければいけない試合だったと思います。
ディクソンはうちの抑えですので、しょうがないだけで済ましてはいけないが、ディクソンばかりが悪いわけではありません。こればっかりは取り返しのつかないことですし、次やり返してもらいます。
アルバースは球数が多かったんですが、相手はいつも球数を投げさせる打線なのでね。打線の方はいい形にはなってきていると思います。」
◇アンドリュー・アルバース 投手

<先発5回1/3を投げ、被安打6、奪三振6、失点1>
「ここ数試合も含めて一番、調子自体もよかったし、今日もバックがしっかりと守ってくれたおかげで、テンポよく投げられたと思う。」
◇T-岡田 選手

<1回2死から、ライトスタンドへ10号先制ソロHRを放つ!>
「打ったのはチェンジアップです。うまくバットに引っかかってくれましたし、高めに浮いてきた変化球にいい反応ができました!」
◇若月 健矢 選手

<5回1死3塁から、レフトへ勝ち越しタイムリーヒットを放つ!>
「打ったのはフォークです。大下がヒットで出て、小田さんがなんとかつないでくれていましたし、とにかくランナーを返そうと“気持ち”で打ちました!」
◇スティーブン・モヤ 選手

<6回2死から、バックスクリーン右に飛び込む5号ソロHRを放つ!>
「低めの変化球をしっかりと身体の前で捉えることができたよ!感触もよかったし、ホームランになってくれてよかった!」