

昨日に続き接戦となった試合は、延長戦の末サヨナラ負け



舞台を札幌に移し、今日からは敵地で迎えるファイターズ戦。先発の田嶋は2回に先制打を許すも3回は三者凡退に抑える!
田嶋を助けたい打線は6回、1死から福田、大城の連打でチャンスを作ると、吉田正がライトスタンドへ逆転の14号3ランホームランを運び、試合をひっくり返す!
しかし田嶋は直後の裏に3安打を浴びて1点を失うと、満塁のピンチで犠飛を許して同点に。その後再び満塁となるも、F中島卓を見逃し三振に仕留め、勝ち越しを許さない!
田嶋は6回3失点でマウンドを降りると、7回は吉田凌が無失点!8回はヒギンスが、9回は守護神・ディクソンがそれぞれ三者凡退に抑える!
なんとか勝ち越したい打線だが、8回に作った2死1,2塁の好機を逃すと、9回、延長戦に進んだ10回も無得点に終わる。
すると10回裏、5番手山田が1死からF西川に内野安打を許して降板。6番手比嘉が登板も、盗塁にエラーが絡んで1死3塁となり、2つの敬遠で満塁策を選択。だが最後はF渡邉に犠飛を許し、サヨナラ負けを喫した。
◇中嶋 聡 監督代行
「最後の最後の気持ちの強さというか、何をしなければいけないのか、ということを考えていかなければいけない。
これで最下位決定ですよね。それをチーム全体でどう受けとめるのか、本当に全員が全てを本気で受け止めて、それを今から考えていかなければいけない。
6回はいい形で点がとれました。それはいいことだと思いますが、その前にやれることがいっぱいあったはずです。しかし、そこだけでしか点が取れなかったということですよね。
残り8試合、ただの無駄な試合なのかと言ったら絶対にそうではないですからね。全員で前を向いて戦っていきます。」
◇田嶋 大樹 投手

<先発6回を投げ、被安打7、失点3>
「5回までは先制点を許しながらも、ゲームを作ることはできていたと思います。6回の場面、チームが逆転した直後のイニングをしっかりと抑えたかったんですが、同点に追いつかれてしまい、申し訳ないです。」
◇吉田 正尚 選手

<6回1死1,2塁から、右中間スタンドへ飛び込む14号逆転3ランHRを放つ!>
「打ったのは真っすぐです。1,2打席目で打ち取られていたので、真っすぐをしっかりとはじくことを意識していました。いい形でまわってきたチャンスでしたし、田嶋がいいピッチングをしていたので、なんとか逆転打になってくれてよかったです!」