

試合終盤に追い上げるも、あと1点届かず今季最終戦は黒星



2020年最終戦は敵地千葉でのマリーンズ戦。打線は初回、昨日に続き3番に起用された紅林が一二塁間を抜くライト前ヒットで出塁すると、続くモヤがセンターフェンス直撃のタイムリー2ベースヒットを放ち、先制に成功する!
先発の榊原は初回に3四球を与えるも、アウト3つは空振り三振で奪い無失点!続く2回、3回も走者を出しながら無失点に抑えるが、4回に2死1,2塁のピンチで被弾する。
5回のマウンドにも上がった榊原だが、2死満塁のピンチを招いたところで降板。代わった齋藤が押し出し四球を与えたが、最少失点でこの回を終わらせる!
追いかける打線は7回、先頭中川がレフト前ヒットを放つと、すかさず盗塁を決めてチャンスメイク!ここでT-岡田がレフトへタイムリー2ベースヒットを放つ!
迎えた9回、先頭T-岡田が左中間フェンスを直撃する2ベースヒットを放つなど1死2,3塁のチャンスを作ったバファローズは、大下がセンターへ犠牲フライを放ち1点差とする!しかし最後は代打・伏見がファウルフライに倒れてゲームセットとなり、2020年シーズンを45勝68敗7分で終えた。
◇中嶋 聡 監督代行
「最終戦までこのような展開になってしまいました。本当に私たちの力が足りていないという証拠だと思います。何試合こういう試合があったのかと、悔しい思いでいっぱいですが、なんとかこれを追い越せるまでやりたいです。
榊原は、フォアボールですよね。フォアボール7個ですか、7本のヒットと一緒ですからね。それを考えたら、フォアボールはピッチャーのエラーだと思ってやっていくしかないです。自分でも分かっていることだと思いますが、これを自分でどうするのか、来年にどう生かすのか、それに尽きると思います。
張は前回のような形でシーズンを終わらせたくなかったので、どこかで投げさせたいと思っていました。それを自分でしっかりできたということが、先につながると思います。
Tは最後の方、いい感じで終われたというのはよかったと思います。頭にこの感じがあってオフを迎えられたら、来年にもつながると思いますしね。
これからオフの期間、フェニックリーグに行くメンバー、練習をするメンバー、リハビリをするメンバー、いろいろな立場の人がいますが、この最下位になったということを絶対に忘れずに来年のキャンプまで過ごしてほしいと思います。」
◇スティーブン・モヤ 選手

<1回2死1塁から、センターフェンス直撃の先制タイムリー2BHを放つ!>
「打ったのはストレート。しっかりと捉えることだけ考えて打席に入っていたよ。ヒットになってくれてよかったし、先制点につながってくれてよかったよ!」
◇T-岡田 選手

<7回無死2塁から、レフトへタイムリー2BHを放つ!>
「右方向に打つ意識を持って打席に入っていましたが、浮いてきたカーブにうまく反応することができました!」
◇榊原 翼 投手

<先発4回2/3を投げ、被安打5、失点4>
「もっと打者との勝負というところをしていかなければいけませんでした。(今季最終戦で)申し訳ないということしかありません。」