

2021年オープン戦 第10戦



本日はブルペンデーのバファローズは先発のヒギンスから、能見、黒木、鈴木優がそれぞれ1イニングを三者凡退に抑える好投を見せる。
打線は4回、吉田正のヒットなどで1死3塁のチャンスからモヤの内野ゴロの間に1点を先制。5回にも大下の2BHから1死3塁のチャンスを作ると、若月がしぶとくライトへ犠牲フライを放ち追加点を奪う。そしてとどめは7回、2死からフォアボール2つでチャンス作ると、開幕スタメンを狙う紅林が左中間スタンドへ3ランHRを放ち、点差を5点に広げる!
5回以降も、吉田凌、阿部、富山、金田、中田、山田とつないで無失点リレーを完成。相手打線をわずか1安打に封じ込め、5-0で快勝した。
この試合、開幕スタメンを狙う紅林が3ランHRを放つと、2年目の大下が2BH、高卒ルーキーの元はオープン戦初打席初ヒットを記録するなど、これからのバファローズを支える若手が躍動する有意義なゲームとなった。
◇中嶋 聡 監督

「最初の方に投げたメンバーは調整という感じだったんですが、(7回まで相手打線をノーヒットに抑える)ああいう展開になって、だんだんみんな力が入って、火が点いた感じになりましたし、非常にいい展開になってくれましたね。
元は大したものですよ。一軍のオープン戦でヒットを打つなんてすごいことです。紅林は、ずっと出てて疲れもあるだろうし、いろいろな面で必ず落ちてくることもある。そういう中でもしっかりと振っていくということは忘れずにやってくれている。結果が出てよかったですね。」
◇ タイラー・ヒギンス 投手

<先発1回を三者凡退に抑える好投!順調な調整ぶりをアピール。>
「前回の登板よりも速いペースで、いいテンポで投げることを意識していたよ。コントロールの部分でも課題が出ていたし、そこは前回よりもよくなっていたと思う。これからもっと調子を上げて、シーズンではチームの勝利に貢献する活躍ができるようにがんばるよ!」
◇ 黒木 優太 投手

<1イニングを三者凡退に抑え、復活をアピール!>
「今日は低めに投げることをテーマに投げました。この前よりはまっすぐはよくなっていると思いますが、もっとよくなると思いますし、変化球は抜けるボールだったり、ひっかけてしまうボールが多かったので、そこが今後の課題だと思います。自分はまっすぐの質が武器ですので、そこを開幕までにもっと詰めていきたいと思います。」
◇ 鈴木 優 投手

<1イニングで2つの三振を奪うなど三者凡退に抑える圧巻のピッチングを披露!>
「実戦間隔も開いていましたし、試合への入りというのを意識しました。ボール先行になったら、どうしても苦しいピッチングになってしまいますので、ストライク先行というのも意識して、力みすぎないように8割くらいの力で投げました。今シーズンは開幕一軍をつかみ取り、一軍で完走できるようにがんばります!」
◇ 吉田 凌 投手

<1イニングを無失点に抑える好投!勝利の方程式入りへ猛アピール!>
「前のピッチャーの先輩方がいいピッチングをしてましたので、自分もその流れに乗ろうと思い、マウンドに上がりました。先頭バッターは出してしまいましたが、切り替えて次のバッターを打ち取れるように心掛けました。開幕までの期間で、まっすぐ、スライダーをもう一段階レベルアップし、昨年以上の成績を残せるようにがんばりたいと思います。」
◇ 阿部 翔太 投手

<1イニングを三者凡退に抑える好投!開幕一軍へ向けて好アピールに成功!>
「正直、少しプレッシャーではあったんですが、いい形でみんながつないできたマウンドだったので、継続して投げられてよかったです。前回、インコースを狙ったボールが甘く入ってしまいホームランを打たれたので、今日は右バッターのインコースに課題を持ってしっかりと投げられたと思います。開幕からチームの戦力になれるように、残りの期間もしっかりと調子を上げていけるようにがんばります!」
◇ 富山 凌雅 投手

<1イニングを無失点に抑える好投!>
「ランナーを出してしまっても自分のピッチングをすることを考えて落ち着いて投げられたと思います。常にどんどん攻めるピッチングが自分の持ち味なので、これからも続けていきたいと思います。まっすぐはスピードもキレもいい感じできていますが、コントロールの部分は課題だと思います。シーズンでは大事なところを任せてもらえるように、安心して見てもらえるようなピッチングをしていけるようにがんばります。」