

2021年オープン戦 第14戦



バファローズ打線は初回、太田のヒットなどで1死1、2塁のチャンスからモヤがセンターへクリーンヒットを放ち、早々と先制に成功。
一方、バファローズの先発は開幕投手が内定している山本由伸。山本は150キロを超えるストレートとカットボールを軸にピッチングを組み立てる。3回に1点は奪われるが、予定の5回を4安打1失点の好投。シーズン開幕を来週に控え、順調な調整ぶりをアピールした。
試合の方は1-3で敗れはしたものの、開幕投手が内定している山本が5回を1失点にまとめる好投を見せ、打線では支配下選手登録を目指す佐野如が2本の長打を含む3安打を放ち、主軸候補のモヤは先制タイムリーを含む2安打1打点を放つなど、好材料も多く見られたゲームとなった。
◇中嶋 聡 監督
「由伸は、今日に関しては制球がいまいちだったのかなと。そういう中でも全体的に見たら1失点ですし、順調にここまで仕上げてきたんじゃないかなと思います。後はもう開幕へ向けて体調だけには気を付けてほしいなと思います。佐野如は本当にいいアピールをしてくれています。いい刺激ですし、あの必死さを他も感じなければいけない。打線全体では、どうやって点を取るかというところがずっと課題です。走塁ミスもありますし、自分たちで流れをとめている部分があると思います。言うのは簡単ですけど、やるのは選手ですからね。これは、あと2試合で一気に良くなるわけではないです。シーズンに入ってもやっていかなければいけないことです。」
◇ 山本 由伸 投手

<先発5回を4安打1失点。開幕戦へ向けて順調な調整ぶりを披露。>
「来週、シーズンが開幕しますし、ていねいに投げようと思っていました。1点は取られてしまいましたが、その後は切り替えて投げられたと思います。開幕戦は絶対に勝ちたいので“いつも通り”をテーマにがんばります!」