

2021年オープン戦 最終戦



バファローズは、今季も先発ローテーションとして大車輪の活躍が期待される山岡がオープン戦最終戦のマウンドへ立つ。山岡は毎回のようにランナーを出す苦しいピッチングとなるが、要所を締め6回を1失点と粘りのピッチングを見せる。6回の三者連続三振を含む毎回奪三振も記録するなど、先発6回で10個の三振を奪い、5安打1失点の好投。開幕へ向けて抜群の仕上がりをアピールした。
一方、バファローズ打線は3回、フォアボールと相手のエラーなどで1死1、3塁のチャンスから、佐野皓の内野ゴロの間に1点を奪うが、その後は相手ピッチャーの好投もあり、1-1のままゲームセット。
この試合、先発の山岡は6回を投げ1失点、10個の三振を奪い毎回奪三振を記録すると、勝利の方程式候補の富山、山田、平野佳も1イニングずつを三者凡退に抑えるパーフェクトリリーフを見せるなど、投手陣が抜群の仕上がりをアピールするゲームとなった。
本日でオープン戦も終了。そして2021年シーズン、いざ開幕へ・・・
◇中嶋 聡 監督
「山岡は、浮いてくるあたりをもう少し修正かなと。高さを間違えることがあったけど、順調に来ているということは間違いないので、微調整の部分ですね。始まってから、一年間ずっとですからね。そのための準備は整ったかなというところです。リリーフ陣もしっかり整ったかなと思いますし、シーズンが始まって、打たれることも抑えることもありますのでね。そこで、どう立ち戻れるかということも含めて、そのための準備ができたかなと思いますね。頓宮はこれからです。キャッチャーが苦しくなるのはこれからですからね。宗はサードでいい守備をしてくれました。ああいう守備をしてくれたら、全然違いますよね。
打線は心配な部分ではありますが、ここまで来た疲れだとか、絶好調だった人も落ちることはありますし、これから長いシーズンが始まるわけですから、いい悪い言ってられません。そこにベストに持ってくるだけです。」
◇ 山岡 泰輔 投手

<先発6回を5安打10奪三振1失点の好投!毎回奪三振も記録するなど抜群の仕上がりをアピール!>
「オープン戦最後の登板だったので、丁寧にということと公式戦を意識して投げました。5回はボールも浮いてしまいましたし、スライダーなどもコントロールできなかったんですが、6回はなんとか修正できたと思います。いいところも悪いところも出たんじゃないですかね。
昨年はケガなどで迷惑をかけてしまいましたので、今年はシーズンを完走できるようにしたいです。一戦一戦、勝てるようにしっかりとがんばっていきます。」