初回から本塁打が飛び出す乱打戦を落とし、今カード勝ち越しならず
対ベイスターズ最終戦。打線は初回に吉田正が右中間スタンドへ11号2ランホームランを放ち、幸先よくバファローズが先制する!
だが今季初先発となった先発張が、1回裏に2本の本塁打で4点を失い逆転されると、3回には4本の長短打などで2点を追加され、この回途中降板。代わった竹安も犠飛で1点を失い5点差とリードを広げられる。
追いかける打線は4回、無死満塁からロメロがセンター前へタイムリーヒットを放ちまずは1点を返す!さらに続く頓宮にも2点タイムリーヒットが飛び出すと、宜保が意表を突くスクイズを決め1点差まで詰め寄る!
同点、勝ち越しを狙いたいバファローズだったが、5回に竹安が2点を失い再びリードを広げられてしまう。それでも6回にT-岡田がライトスタンドへ2試合連続となる6号ソロホームランを運び点差を2点に縮める。
しかし、6回裏に漆原がソロHRを浴びると、8回には金田も1点を奪われ引き離される。
4点差で迎えた9回、相手エラーにより1点こそ返すも最後はT-岡田が三振に倒れ試合終了。カード勝ち越しとはならなかった。
◇ 中嶋 聡 監督
「今日は一言でしょ。打たれすぎです。
何を投げるかというより、どこに投げるのかですよね。張は、どこまで攻められたのか、どこまで自分のピッチングができたのかというところ。こちらからは全くそうは見えなかった。打線は上がってきているはずです。
これが交流戦なのでね。いつまでも引きずっているわけにはいきませんので、明日からカードも変わりますし、また明日からしっかりとがんばります。」
◇ 吉田 正尚 選手
<1回1死1塁から、右中間スタンドへ飛び込む11号先制2ランHRを放つ!>
「打ったのは真っすぐだと思います。しっかりと自分のいいスイングができましたし、いい打球が飛んでくれました!先制できてよかったです!」
◇ ステフェン・ロメロ 選手
<4回無死満塁から、センターへタイムリーヒットを放つ!>
「打ったのはツーシーム。満塁のチャンスだったし、2ボールと有利なカウントだったから、積極的にスイングしていこうと思っていたよ。なんとかランナーを還して点差を縮めていければと思っていたから、いい結果になってくれてよかった!」
◇ 頓宮 裕真 選手
<4回無死満塁から、センターへ2点タイムリーヒットを放つ!>
「打ったのはツーシームです。チャンスの場面でしたし、なんとか点を返していこうと思って打席に入っていました。初球から積極的に打ちにいった結果だと思います。」
◇ T-岡田 選手
<6回無死から、ライトスタンドへ飛び込む6号ソロHRを放つ!>
「塁に出ることを考えて打席に入っていましたが、浮いてきたシンカーをしっかりと捉えることができました!このあとも頑張ります!」
◇ 張 奕 投手
<先発2回1/3を投げ、被安打9、失点7>
「先発としてゲームを作れず申し訳ないということしかありません。」