ルーキー中川颯が1軍無失点デビュー!試合は黒星も前半戦を首位で終える
序盤3イニングを無失点に抑えた先発田嶋だが、4回に連続四球からピンチを招き、先制打を浴びる。
だが5回、打線は無死2,3塁のチャンスを作ると、T-岡田がライトへ飛距離十分の犠牲フライを放ち同点!さらに続く若月もライトへ犠牲フライを打ち上げ、3塁走者安達が勝ち越しのホームを踏む!
逆転してもらった田嶋だが、6回に二死2,3塁のピンチで逆転打を許し、6回3失点でマウンドを降りる。
7回からは2番手澤田が登板も、2点を奪われて降板。代わって今季初登板となる齋藤がマウンドに上ったが、1点を奪われてしまう。ここで流れを断つべく、サブマリンルーキーの中川颯がプロ初登板!安打こそ打たれたものの、得点を許さない好リリーフを披露!
イニングをまたぎ、8回のマウンドにも上がった中川颯は2死3塁のピンチを招いて降板。代わった山田が後続を封じる!
追加点を狙いたい打線だが、6回以降は出塁こそするものの得点に繋げることができず、ゲームセット。
前半戦最終戦は惜しくも黒星となったが、バファローズは42勝34敗11分の首位で前半戦を終えた!
◇ 中嶋 聡 監督
「田嶋は、勝負所のところですね。もちろん次のバッターも頭に入ってるはずなんですけど、そういう場面でしっかり攻められたのかということだと思います。そういった甘さは後半の大事なところで痛い目に合いますので、これは考えなければいけない。やってもらわなければ困るピッチャーですし、そのレベルのピッチャーだと思っていますので。こういうのを直していけたら勝ちが先行すると思います。もう一つそこのレベルが上がったら、次に進めるんじゃないですかね。
中川颯は、自分のボールを思ったところに放れたのか。それは本人しか分からないので、今日打たれたからどうのこうのではなくて、そこの差を埋めて欲しいと思います。一軍のバッターと対戦してどう思ったのか。そういったことを考えて欲しいですね。」
◇ 田嶋 大樹 投手
<先発6回を投げ、被安打5、奪三振7、失点3>
「調子自体は悪くなかったと思いますが、最後、6回のところを踏ん張り切れなかったことは反省しなければいけないですし、そこは、今後の課題として取り組んでいかなければいけない部分だと思います。」