京セラドーム大阪に移動し、今日からはライオンズとの3連戦。初戦の先発山本は3回、先制弾を浴びて1点を奪われる。

だが打線は3回裏に二死1,2塁の好機で吉田正がライト前へ同点に追いつくタイムリーヒットを放ち、すぐさま振り出しに戻す！

山本は4回以降、走者を許さぬ投球でL打線を封じ、打線の援護を待つ。

しかし打線は7回に二死満塁、8回には二死1,3塁と勝ち越しの好機を作るも無得点に終わるなど、追加点を奪えずにいる。

9回のマウンドに上った山本は、この回も三者凡退に退け、9回1失点10奪三振の完投！

その山本の力投に応えたい打線は9回、一死満塁の好機を作ると、最後は吉田正がセンターの後方へ飛距離十分な犠牲フライを放ち、バファローズがサヨナラ勝ち！

吉田正の一打により、山本が自身初の2桁勝利を達成！チームも3連勝を飾った！

「どうしても重いというか、由伸に絶対に勝たすという、そこが硬さというか非常に苦しいゲームになってしまったと思います。
本当にみんな凄いです。（バント）失敗はしょうがないことなので、それをどうにかカバーした選手が凄いと思います。
どうにか正尚の前にランナーを出して還してもらうという形になってしまうんですが、そこで還してくれますのでありがたいですよね。
試合前に（由伸が）安心して見ててくださいと言っていましたので、どんな展開になろうとも安心して見ていました。だからこそ1点を早く取って楽に投げてもらいたかったんですけどね。次はもっと楽に投げさせられるようにがんばります。（10勝到達について）なかなか点が取れなくて勝ちを付けられない試合もありましたので、もっと早く到達しないといけないと思いますけど。節目というかその数字になれたということはよかったと思います。
（後半戦4勝1敗スタートについて）何勝何敗というよりは、本当にこれからも一つ一つですよね。一つずつ一つでも多く勝ち越しを増やしていけるようにがんばります。」

＜今日のヒーロー！9回126球を投げ切り、3安打10奪三振1失点の快投！自身初の2桁勝利、リーグトップタイとなる10勝目を挙げる！！＞
「接戦だったので、なんとか勝ち切れてとにかくうれしかったです！しっかりと集中して投げられていたので、最後までいいボールがいっていたと思います。先制点を与えてしまったんですけど、なんとか逆転を信じて粘り強く投げられたと思います。（正尚さんは）本当に頼りになるなと、そんな先輩ですね。ありがとうございます！
（自身初の2桁勝利、10勝目について）前半戦から宮城に並んでは翌日に離されて、というのが続いているんですけど、そんな宮城さんに置いていかれないように頑張りたいと思います！試合数も残り少なくなってきましたし、一つずつ優勝に近づいていけたらと思います！これからも応援よろしくお願いします！」

「（サヨナラの場面は）気持ちよかったです！いいピッチャーだったので、積極的に打ちにいきました。外野まで打球が上がってくれたので…しいて言えばヒットが欲しかったですけど（笑）。こういう勝ちは本当に大きいと思います。（由伸が）8回で変わるかなと思ったんですけど、最後まで投げ切って、なんとか最後に勝ちを付けられてよかったですし、野手陣も頑張ったのかなと思います…（笑）。勝っているのもあるんですが、ミスもありますけど、みんなでカバーし合って、すごくいい雰囲気で出来ていると思います。夏の陣の勝敗もいい方かなと思いますし、明日は宮城が投げるので、明日も連勝して宮城に11勝目をプレゼントしたいと思います！」

＜3回2死1,2塁から、ライトへ同点打となるタイムリーヒットを放つ！＞
「打ったのはスライダーです。宗がいいアイデアでチャンスを拡げてくれていましたし、どんどん積極的にいこうと思って打ちました！まだまだこの後も頑張ります！」