

9回にT-岡田、安達、小田の3連打で同点に追いつき、日本シリーズ進出を決める!



パーソル CS パ ファイナルステージ3戦目!日本シリーズ進出がかかった今日の試合の先発は山崎颯!
1回、2回と走者を出すも無失点に抑えた山崎颯だが、3回に犠牲フライで先制点を許す。その後、Mレアードに四球を与えて二死1,2塁となったところでマウンドを降りる。
2番手として登板した富山は、M角中に二遊間へ打球を返されるも、ショート紅林の好守備により2塁フォースアウト!この回を最少失点で凌ぐ!
我慢の投球が続く救援陣は、5回から3番手バルガスが登板。見事起用に応え、2イニングを完璧に封じ、流れを引き寄せる!
すると打線は6回、一死1塁となったところで、M岩下が治療のため1度マウンドを降りる。そして治療を終えて宗に対して投げたその初球!甘くきた変化球を振り抜いた打球は、右中間スタンドへ飛び込む逆転の2ランホームラン!
しかし7回、この回から登板した海田が先頭打者にヒットを許して交代。代わった吉田凌だが、二死2塁のピンチで同点打を浴び、試合は振り出しに戻る。
続く8回、6番手としてヒギンスが登板。だがM中村に勝ち越し弾を許し、再び追いかける展開に。
迎えた9回、なんとしても同点に追いつきたい打線は、M益田から先頭T-岡田がライト前ヒット!続く安達はバントの構えからのヒッティングでレフト前ヒット!無死1,2塁となったこのチャンスでバッターは小田!そしてバントの構えを見せた小田も、ヒッティング!打球は一塁線を抜けてそのままライトへ転がっていき、2塁走者の代走山足がホームイン!
この得点により、対戦相手マリーンズの勝利が消滅し、バファローズの日本シリーズ進出が決定!25年ぶりの日本シリーズの対戦相手は、東京ヤクルトスワローズ!日本一を目指し、日本シリーズも、全員で勝つ!
◇ 中嶋 聡 監督
<パ・リーグクライマックスシリーズ優勝監督インタビュー!>
「しんどかったですね(笑)
(最終回の攻撃は)選手を信じて、最高の結果になってくれてよかったです。もちろんバントも頭にありましたけど、色々考えながらいきました。みなさんが持っているタオルの“全員で勝つ!”ということができてよかったです。
(投手陣については)短期決戦ということですので、あまり後に響かないようにと思って繋ぎでいきました。(今年の戦いは)今日の最後みたいに“絶対にあきらめない”という形がすごく出来てたと思います。
日本シリーズのスタートはこの京セラドームですので、まずはここで勝って、なんとか全員でやっていきます!」
◇ 宗 佑磨 選手
<6回1死1塁から、ライトスタンドへ一時逆転となる2ランHRを放つ!>
「打ったのはフォークです。後ろにはマサ(吉田正)さんがいましたし、なんとかランナーを進めて、塁に置いた状態で回そうと思っていたので、最高の結果になってくれてめちゃくちゃうれしいです!」
◇ 小田 裕也 選手
<9回無死1,2塁から、ライトへ試合を決める同点タイムリー2BHを放つ!>
「打った瞬間は抜けてよかったなというのと、いいところに転がってくれてよかったです!あの場面はバントかなと思っていましたが、“色んなケースがあるから気にするな、思い切って行け”と監督から言われていたので、思い切っていきました!準備はしていましたし、日頃からああいう場面でと練習していたのでよかったです!」
◇ 山崎 颯一郎 投手
<先発2回2/3を投げ、被安打4、失点1>
「少し力みもあったかもしれませんが、なんとか期待に応える投球がしたかったですし、毎回ランナーを出してしまったり、先制を許してしまったりと、流れを作れなかったことが悔しいです。」