オープン戦第4戦が横浜スタジアムにて行われました。
バファローズは、今季もエースとして大車輪の活躍が期待される山本が先発のマウンドに上がる。山本は、初回に連打を浴びるものの、最少失点で切り抜けると、2回は落ち着いて三者凡退に抑える好投。今年初となる対外試合で順調な調整ぶりをアピールした。

一方、打線は1点を追う2回、この日オープン戦初出場となる宗に2BHなどで1死満塁のチャンスを作ると、来田がライトへしぶとくタイムリーを放ち、すぐさま同点に追い付く。続く渡部が押し出しのフォアボールを選び逆転に成功すると、安達が左中間を破る走者一掃のタイムリー2BHでこの回だけで5点を奪う猛攻を見せた。これで勢いに乗ったバファローズ打線は、4回は杉本が犠牲フライを放ち4試合連続となる打点をあげ、7回にも杉本の2打席連続となる打点となるタイムリー、太田にも2点タイムリー2BHが飛び出し、その後も若月の2点タイムリー2BH、ルーキー渡部のタイムリーでビッグイニングを演出。

山本の後を継いだリリーフ陣も好投を披露。中川颯が2イニング、齋藤、張、阿部、村西、K-鈴木がそれぞれ1イニングを無失点に抑え、12-1で勝利。この試合、先発をした山本は2イニングを投げ、順調な調整ぶりを見せ、その後を継いだリリーフ陣も無四球リレーでリードを守り切り、打線は二桁安打二桁得点を記録するなど、大爆発！シーズン開幕へ向けて投打ともに好調をアピールした。

「由伸は初実戦の中で変なボール球がなく、まずはゾーンで勝負できたというのはよかったと思います。これからイニング数を増やしていかないといけないですけど、順調だとは思います。打線はしっかりとボール球を見極められている。つなぐ意識、追い込まれても簡単にアウトにならないというのを出してくれたことはいいことだと思います。野口もいろんな可能性を見せてくれてると思いますし、宗もまだDHでしたけど、打線の中に入ってきたというのは大きいですね。」

「立ち上がり、連打を浴びたんですけど、最少失点で抑えられましたし、2イニング目は実戦感覚を取り戻して、いいボールを投げられたのでよかったと思います。初回は力みもあって、変化球も高かったですし、ヒットが出やすいコースにいっていたんですが、1イニング目の途中から変化球も低めに決められたと思いますし、ストレートも強く投げられたと思います。開幕までの残りの時間で調子ももちろんですが、技術的な面も上げていけるようにしっかりと調整していきます」

「久しぶりの一軍のピッチャーとの対戦なので、たくさんボールを見ようと思っていました。ヒットが出たとか、そのことに関しては今の時期ですし何もないですね。
これからはピッチャーとのタイミングを合わせてという作業になるので、なんとか早くアジャストできるようにしたいと思います。
ずっと試合に出続けたいので、そのためにもこれからもしっかりとがんばっていきます。」