

≪2022年オープン戦 第10戦≫



京セラドーム大阪にてオープン戦第10戦が行われました。
開幕ローテーション入りを狙うバファローズ先発の山崎颯は、150キロ超の角度のあるストレートを軸に6回を4安打2失点と先発としての役割を果たすが、4つのフォアボールを与えるなど制球面で課題も残すマウンドとなった。
一方、バファローズ打線は2点を追う6回、更なる飛躍が期待される紅林に一発が飛び出し、1点差に詰め寄る。
試合は1-4で敗れはしたものの、先発の山崎颯は制球に苦しみながらも6回を2失点にまとめるなど試合を作り、レギュラー奪取狙う後藤が今日もバントヒットを含む2安打を放つなど、収穫も多いゲームとなった。
◇ 中嶋 聡 監督
「颯一郎は、いいボールがあるわけですから。それをどう生かすかというのは、あの場じゃないと覚えていけないと思いますので。前回の反省をどう改善して、それができたのかということだと思います。(先発の枠は)勝ち取るものなので、競争してもらいます。守備のミスは、投手のリズムの悪さなのか、ただの平凡なミスなのか、今日はどっちもですね。途中まで競った試合でしたし、それがなかったらもっと優位に進められたと思いますので。紅林は、打席数が少ない中で一本出たというのはいいことだとは思います。」
◇ 山崎 颯一郎 投手

<先発6回を4安打、4四球、2失点。制球面で課題を残すも、粘投を見せる。>
「今日はボールを操ることもできていませんでしたし、全然ダメだったと思います。序盤は力を入れて投げていて、ボール自体は走っていたのかもしれませんが、それがコントロールできる状態ではなかったと思います。
今シーズン、最初から最後まで先発ローテーションでまわれるようにがんばりたいです。みなさんに期待してもらっていることは分かっていますので、自分はそれに応えられるピッチングができるように調整していくだけです。」
◇ 紅林 弘太郎 選手

<6回無死から、左中間スタンドへ飛び込むソロHRを放つ!>
「打ったのは真っすぐです。感触もよかったですし、後ろに(吉田)正尚さん、ラオウ(杉本)さんといいバッターがいるので、なんとか塁に出てまわしていこうと意識していたことが、いい結果につながってくれたんだと思います!」