

≪2022年オープン戦 第13戦≫



京セラドーム大阪にてオープン戦第13戦が行われました。
バファローズ先発のマウンドには、先発ローテーションの軸として今季も大活躍が期待される山本が上がる。山本は、3回までランナーを一人も許さない抜群の立ち上がりを見せる。4回に1点は奪われるものの、6回途中までを5安打1失点、6つの三振を奪うなどシーズンへ向けて順調な調整ぶりを伺わせた。
一方、バファローズ打線は2回フォアボールと宗のヒットなどで1死2、3塁のチャンスを作り、若月の内野ゴロの間に1点を先制する。同点に追い付かれた5回には、相手のエラーで出塁した渡部が2盗を決め、続く福田も内野安打の後に2盗を決めるなど無死2、3塁のチャンスを足で演出し、続く後藤がきっちりと犠牲フライを上げ、勝ち越しに成功。
試合は2-3と逆転負けを喫したものの、この試合、先発の山本は6回途中を1失点と安定感のあるピッチングを見せ、レギュラー最有力候補の福田、宗にもヒットが出るなど、実り多いゲームとなった。
◇ 中嶋 聡 監督
「由伸は、ある程度任せていますから。本人が大丈夫ということでしたら大丈夫だと思います。
主力級のピッチャーが出てきて、なかなか点が取れないときに自分たちの役割と言いますか、それができるかというところですよね。今までは自由に打たせていましたけど、それをさせてもらえないときにどうするか。それはシーズンが始まってからも課題になるとことですけどね。」
◇ 山本 由伸 投手

<先発5回2/3を5安打、6三振、1失点と、順調な調整ぶりを見せる。>
「前回、前々回と立ち上がりが悪かったので、初回から強いボールを投げる準備をして登板しました。今日はいい入り方ができたのかなと思いますが、途中、バランスが崩れてしまい、納得できないフォームになったところは反省点です。次の登板は公式戦になりますので、しっかりと修正して挑みたいと思います。」