

≪2022年オープン戦 最終戦≫



京セラドーム大阪にて2022年のオープン戦の最終戦が行われました。
バファローズは今季二桁勝利を目指す山崎颯一郎が先発のマウンドに上がる。山崎颯は、先頭バッターにヒットは許すものの、後続を全て内野ゴロに打ち取るなど、落ち着いた立ち上がりを見せる。3回以降は、フォアボールで許したランナー1人だけと、尻上がりに調子を上げ、先発6回を2安打無失点の好投を披露した。
一方攻撃は、ランナーは出すものの、なかなか得点に結びつけることができなかったが、最終回、先頭の渡部が粘ってフォアボールを選ぶと、球場の雰囲気が一変する。2死満塁までチャンスを広げ、紅林が押し出しのフォアボールを選び、まずは同点。最後は相手ピッチャーの暴投で2-1のサヨナラ勝ちでオープン戦を締めくくる。
この試合、先発の山崎颯一郎は6回を無失点、勝利の方程式入りを狙う能見、本田が1イニングを無失点に抑える好投を披露し、打線では若月が2安打を放つなど、オープン戦最終戦を有意義に締めくくった。
そして3月25日・・・2022年シーズンが開幕へ。連覇へ向けて、いざ出陣。
◇ 中嶋 聡 監督
「颯一郎は、前回よりはね。強弱はつけられていたと思いますよ。まだまだやることはありますけどね。打線は、上向いてくれることを願うだけですね。
オープン戦は、最初の方と後の方とでメンバーが違いますけど、後のメンバーは調整というところが大きいんでね。そこの組み合わせは毎年そうですけど、難しいですね。
いつもより足を使った攻撃なども想定してやったんですけど。走れるメンバーはもちろん、走らないメンバーでも走るという意識は持たせたかったので、走塁面では積極的にいくことはできたと思います。まだまだ改善点はありますけど。
(シーズンが)始まってしまったら、自分たちの数字にもなってきますし、これからは調整という言葉では済まないわけですから。ここからは厳しい戦いが始まるということだけですね。」
◇ 山崎 颯一郎 投手

「今日は、変化球はとにかく低めということを意識して、まっすぐはゾーンで勝負という気持ちで投げました。スライダーは途中からよくなりましたし、前回よりはまとまっていたと思います。しかし、まっすぐは狙ったところにあまりいかなかったので、そういったところは修正しなければいけないと思います。もっとレベルアップできるように練習して、公式戦へ向けてしっかりと準備をしたいと思います。」