2022年、連覇をかけたシーズンがいよいよ開幕！

先発は2年連続の開幕投手を務める山本。
初回、L打線の攻撃を三者凡退で抑えると、その後もエースらしいピッチングで5回まで56球被安打1無失点！一方打線も得点を奪えず、手に汗握る開幕戦らしいゲーム展開で前半を終える。

なんとか先制したい打線は、6回表に安達の内野安打からチャンスを作ると、宗がライト線にタイムリー2ベースヒットを放ち待望の先制点を挙げる！続く吉田正もタイムリーヒットを放ち2点目を追加！エースを援護する！

打線の援護を受けた山本は6回も三者凡退で抑えるが、7回にLオグレディのヒットから一死1,2塁とこの試合初めてのピンチを作る。
だがここからが山本の真骨頂！L中村を154キロのストレートで見逃し三振に切って取る！
しかし続くL外崎の打球がセンター前に飛んでいく。あわやタイムリーかと思いきや、センター福田がダイビングキャッチのファインプレーを魅せ失点を阻止！マウンドから山本が賞賛のガッツポーズを送る！

山本に追加点をプレゼントした打線は9回、二死満塁から若月が投手前へボテボテの打球を放つと、これが相手のミスを誘い二者が生還！さらに続く安達が右中間へ2点タイムリー3ベースヒットを打ち、6-0とその差を広げる！

9回は村西が登板！ピンチこそ招くも最後はL山川をセンターフライに抑えゲームセット。

エース山本が8回104球被安打3奪三振9と圧巻の投球で開幕投手の仕事を果たし、チームに開幕戦勝利をもたらした！

「由伸は、非常にいい感じで入ってくれて、いいペースで投げてくれたと思います。
（ダイビングキャッチについて）危険なんであんまりやってほしくはないんですけど、あの回で野手にも火がついたと思います。その後もダブルプレーで抑えて、流れが来るイニングになりましたね。
打線は、なかなかチャンスを与えてくれる相手ではないので、少ないチャンスで点を取れたのはいいと思います。
今日は非常にいい守備で、いい集中力で戦ってくれました。
これは毎年のことなんですけど、最初の一勝は大きいので。なんとか勝ててよかったです。」

＜今日のヒーロー！先発8回を投げ、3安打、9三振、無失点！チームを初勝利へ導く好投を披露！＞
「去年は開幕戦負けていましたので、リベンジも含め、強い気持ちでとにかく先制点を取られないように気を引き締めて投げました。
去年は、最後日本シリーズでとても悔しい思いをしたので、今年もまた日本シリーズにリベンジできるように、まずはリーグ優勝できるようにこれからもがんばっていきます！」

＜6回2死2塁から、ライトへ先制タイムリー2BHを放つ！＞
「開幕戦の緊張感の中、みんなで“なんとか先制点を”と言っていましたので、安達さんが出て、（福田）周平さんがなんとか進めたチャンス、とにかく必死で食らい付きました。まずは先制点を取ることができてよかったんですが、最後までしっかりがんばります！」

＜6回2死2塁から、ライトへタイムリーヒットを放つ！＞
「宗がいい形で先制点をたたき出してくれたので、ファーストストライクから積極的にいきました！なんとか援護できてよかったです！」