

9回に追いつかれるも、後藤のタイムリー3BHで勝ち越し勝利!



先発の田嶋は、初回にピンチを背負うが無失点で切り抜けると、2回3回はテンポ良く抑えていく。
打線は4回にバレラの四球で走者を出すと、吉田正が右中間を切り裂く痛烈なタイムリー2ベースヒットを放ち、1点を先制!昨日に続き今日も先にリードする試合展開となる。
田嶋は4回以降ピンチを作りながらも、粘り強いピッチングで1点のリードを守り続け、7回途中で交代。6回2/3 115球被安打2無失点の熱投を見せた!
8回はビドルが三者凡退に抑え、9回には平野佳がマウンドに上がる。
しかし先頭のランナーを出しピンチを作ると、H上林にタイムリーヒットを打たれ同点に追いつかれる。
だが続く打者を抑えサヨナラは阻止。今季初の延長戦に突入。
10回表、先頭の福田がヒットで出塁し嫌な流れを断ち切ると、頓宮がきっちりバント決めチャンスメイク!
二死2塁で打者は代打後藤。2-2まで追い込まれるが、少し浮いたフォークにうまくタイミングを合わせ、センターオーバーのタイムリー3ベースヒットを放ち勝ち越し!
続く宜保もタイムリーヒット打ち、もう1点を追加する!
10回裏は黒木が三者凡退で締め、バファローズは勝利した。
◇ 中嶋 聡 監督
「駿太は、あの大事な場面でチームを救ってくれたと思います。宜保も非常に大きなヒットでしたね。
田嶋もいいピッチングでしたので、なんとか勝ちをつけてあげたかったんですけど。ひとつ言えるのは、フォアボールが多かったので、そこを減らせればもう少し球数少なくいけたのかなと。勝って反省できるのはいいことだと思うので、反省材料としてやってくれたらいいと思います。9回は、平野だとしても先頭のフォアボールが痛かったと思います。」
◇ 後藤 駿太 選手

<今日のヒーロー!1-1で迎えた延長10回に決勝点となる勝ち越しタイムリー3BH!チームを勝利に導く値千金の一打を放つ!!>
「ここまでなかなかチャンスで打てていなかったので、なんとか打ててよかったです!(あの場面は)代打だったので、なんとか点を取ろうと、なんとか前に飛ばして事を起こそうと、必死に食らいついていきました!(打球が上がった瞬間は)なんとか抜けろと思っていましたし、抜けてくれてよかったです!
なかなかチームも勝てずに苦しんでいたので、みんなと喜びを分け合えて本当によかったです。去年、チームはリーグ優勝しましたけど、僕自身は不甲斐ない成績でしたし、なんとか今年は試合に出れるようにと必死にやってきたので、よかったです。
まずは明日も勝てるように、ここから遠征も続いていくので、1試合1試合頑張っていきたいと思います!」
◇ 田嶋 大樹 投手

<先発6回2/3を投げ、被安打2、奪三振3、無失点の好投!>
「立ち上がりは少し固くなって入ってしまいましたが、全体的には僅差の試合の中でも、相手に流れを渡さないようなピッチングが出来たと思います。もっとスムーズに試合に入っていけるようにしていくことは課題点ですが、去年はこういった僅差のゲームで追いつかれてしまう事も多かったので、しっかりとリードを守って投げ切れたところは収穫だと思います。」