

投手陣の完封リレーが宗のサヨナラ打を呼び込み、接戦を制す!



バファローズの先発は来日初登板のワゲスパック。
初回、L打線を三者三振に抑える鮮烈なデビューを飾ると、その後はピンチを招きながらも粘り強く抑え、5回無失点奪三振6と上々のピッチングを披露。
一方の打線だが、チャンスを作りながらもあとあと一本が出ず、投手戦の様相を呈する。
バファローズは6回から継投策に入り、小木田、富山、ビドル、平野佳が1イニングずつ零封。サヨナラ勝利に向け舞台を整える!
すると9回、先頭の西野の四球を皮切りに一死1,3塁のチャンスを作る!ここで打席に立つのは宗。
宗が放った打球は、詰まりながらも左中間の浅いところへ落ちるサヨナラタイムリーヒットとなり、バファローズは厳しい戦いを制した!
◇ 中嶋 聡 監督
「ピッチャー陣がよく投げてくれていますので、なんとか援護したいと思っているんですけどね。苦しいですけど、最後なんとか頑張れたと思います。
ワゲスパックは、いいのは分かっていたんですが、今日はそれ以上のものを見せてくれたと思います。中継ぎ陣もよく投げてくれました。
こうやって、今日勝ったということが力になるということを信じていますので。今、苦しんでいますけど、この先必ずいいことがあると信じてやるしかないですよね。
明日もなんとか全員で戦っていきます。」
◇ 宗 佑磨 選手

<今日のヒーロー!9回1死1,3塁から、レフトへサヨナラタイムリー!勝利を決める劇的な一打を放つ!!>
「(サヨナラの場面は)ランナーが3塁に行った時点で、正尚さんを歩かせて来るなと思っていましたし、なんとか自分で決めようと思って打席に入っていました。調子もあまり良くなかったので、しっかり真っすぐに合わせていこうと思ったんですけど、めちゃくちゃ詰まらされました。それでも、なんとか気持ちで落としました!
一軍にいる以上は、どんなことでも全力でやる事が自分の仕事だと思っているので、試合に出ている限りは、最後まで全力で戦いたいと思います。
いつも応援ありがとうございます!全員で一丸となって、明日もこれからも目の前の勝利に向かって頑張っていきたいと思いますので、皆さんまた応援よろしくお願いします!」
◇ ジェイコブ・ワゲスパック 投手

<来日初登板のマウンドに上がり、5回3安打、6奪三振、無失点の好投!>
「(来日初登板について)すごくワクワクしていたし、試合前からしっかりと打たせて取っていこうと、ピッチングコーチやキャッチャーといい話し合いが出来ていたので、その通りのピッチングが出来たよ。自分の思い通りに投げることが出来れば、ストライクゾーンを広く使えると思うし、そういった面で今日は低目に集めることが出来たから、高目のボールが活きていたんだと思う。(5回無失点、自身に勝ちは付かなかったが)自分の仕事はチームに勝ちが付くチャンスを与える投球をすることだと思うので、次は6回~7回と、もっと長いイニングを投げられるようにしていきたいね。」