先発の椋木は1回、2回を三者凡退で抑えると、3回には2つの四球でピンチを作りながらもF中島を空振り三振に抑え、ここまで無安打でF打線を抑える！

すると打線はその裏、宗の四球で一死1塁の場面を作ると、吉田正が先制の2ランホームランを叩き込み、ルーキーイヤーから7年連続の二桁ホームランを記録する！

吉田正の頼もしいホームランで援護をもらった椋木は、素晴らしい投球で3回以降も安打を許さず、8回までノーヒットピッチングを続ける！

ノーヒットピッチング継続中の椋木が9回のマウンドに上がると、先頭打者をライトフライ、続く打者を今日11個目の三振で抑え、ノーヒットノーラン達成まであと1アウトとなる。
しかし最後に立ちはだかったF佐藤にセンター前ヒットを打たれ、大記録達成とはならず。

それでも代わった守護神平野佳が後続を打ち取り、ゲームセット！快投を見せた椋木がデビュー戦に続き白星を挙げ、チームに勝利をもたらした！

「椋木は、今日は序盤からゾーンで勝負できていたと思います。独特の軌道で、質のいいまっすぐですよね。次の登板間隔も開ける予定ですので、いけるところまでいってもらったんですけどね。
（打線は）正尚の一発だけでしたけど、よく打ってくれました。もう少しなんとかしたかったんですけどね。
（オールスターまで）後4試合だというのは分かっていますので、そこへしっかりと向かっていくだけです。」

＜今日のヒーロー！あと1アウトでノーヒットノーランという9回途中1安打無失点の快投！プロ初登板から2連勝となる2勝目を挙げる！！＞
「（9回のマウンドは）8回くらいから、1球ずつファンの皆さんが拍手をしてくれていたので、その気持ちに応えたい一心で投げたんですけど…最後に一番、ダメなボールがいきました（苦笑）。最後は三振を取ろうという欲が出てしまってダメでしたね（苦笑）。自分自身も9回までいけると思っていなかったですし、こうやってチャンスがあったので、なんとか狙いたかったんですけど、最後は体力もなかったですし、まだまだだなと思いました。球数が100球を超えることも今年始めてでしたし、非常にいい経験ができたなと思います。
自分の持ち味はテンポよくいいボールを投げ込んでいくことだと思っていますし、しっかりとそれを徹底して、いい立ち上がりができました！
自分自身も連勝できましたし、チームの連勝にも貢献できたので非常にうれしく思います！この調子で連勝していけるように、少しでもチームに貢献できるようにこれからも頑張っていきます！」

＜今日のヒーロー！ルーキーイヤーから7年連続2桁本塁打となる10号先制2ランHRはチームを勝利に導く決勝弾！！＞
「（先制HRの場面は）1打席目に三振をしてしまっていたので、そのボールをホームランにできてよかったです！
（椋木は）前回も素晴らしいピッチングをしていましたし、今回も最後までワクワクしながら見ていました！ナイスピッチングでした！
（7年連続の2桁本塁打について）自分ではあまり意識はしていないんですけど、みなさんが思っていただいているように、僕も1本でも多く打ちたいと思っていますし、一つずつ積み重ねていければと思います！
（椋木に一言）本当にあと一人という所でしたけど、なかなかこんな経験はできないと思いますし、また彼ならこのようなピッチングをしてくれると思いますので、次は是非、期待していいと思います！！
まだ借金もありますので、明日また連勝して、いい勢いに乗ってオールスターブレイクを迎えられるように頑張っていきたいと思います！」

＜3回1死1塁から、右中間スタンドへ10号先制2ランHRを放つ！＞
「打ったのはスライダーです。うまくバットに乗せることが出来ましたし、しっかりと打球が伸びてくれました！（7年連続の2桁本塁打について）これからも一つ一つを積み重ねて、もって打てるように頑張りたいと思いますし、まずはこの試合に勝てるように、この後も頑張ります！」