椋木は初回、先頭打者の出塁を許すも後続を3人で抑えまずまずの立ち上がりを見せる。

しかし2回、1死からL栗山に内野安打を許すと、椋木は右肘の違和感により緊急降板。2回途中からは宇田川がマウンドにあがりこのイニングを無失点に抑える！

0-0のまま迎えた4回、先頭の中川圭が高めに浮いた変化球を捉え、左中間スタンドへ先制のソロHRを放つ！

追加点を狙う打線は7回、頓宮が四球を選び出塁すると、その後代走小田の盗塁と相手のバッテリーミスにより1死3塁とチャンスを広げる。すると宗がタイムリーヒットを放ち貴重な追加点をあげる！

続く8回には伏見がレフトスタンドへソロHRを運ぶと、中川圭にもこの日2本目となるHRが飛び出しリードを4点に広げる！

8回裏からはワゲスパックが登板。1死満塁とピンチを招くも後続を打ち取り、ここを無失点で切り抜ける！

勢いに乗る打線は9回にもT-岡田のタイムリーツーベースヒットで追加点を挙げると迎えた9回裏。マウンドには守護神平野佳が登場するも、四球と2本のヒットで1死満塁とピンチの場面を迎える。だがL源田をピッチャーゴロに抑えると最後はL鈴木をセンターフライに打ち取りゲームセット！
宇田川はプロ初勝利を挙げ、見事な完封リレーでチームの連敗を止めた！

「宇田川がよく投げましたね。緊急だったんですけど、落ち着いてよく攻めてくれました。経験の部分ではあまりないピッチャーではありますが、本当によく攻めたと思います。ナイスピッチングでした。他のリリーフ陣に関しても、一人一人が持ち味を発揮してくれたと思います。
（攻撃に関しては）今日は本当に、どのホームランも大きかったですし、（7回の）小田が走ってというのも大きかったですし、全員がいい動きをしたと思います。
（札幌での2試合について）不甲斐ないということは、自分らが一番分かっていることだと思いますので。そういう点でも、今日はいい試合だったと思います。
これからも一戦一戦が大事だというのは、みんな分かっていると思いますし、ミスしたこともそうですが、色んなことがありますので。それをどうやって取り返してくれるのかなと期待して戦っていきます。」

＜今日のヒーロー！2回途中からマウンドに上がり、2回2/3を投げ、5奪三振、無失点の好投！チームに流れを呼び込む完全投球でプロ初勝利を挙げる！！＞
「（緊急登板でしたが）昨日、一昨日とチームが負けてしまっていたので、自分がいいピッチングをして、なんとか流れを持って来られるようにと思って投げていました。フォークが浮いてしまう所もありましたが、しっかりと修正して低目に投げられたと思います。
（プロ初勝利は）うれしいです！！（初勝利のボールは）親にあげようと思います！
昨年までコントロールが課題だったんですけど、今年はストライクゾーンで勝負出来ているところが良くなったと思います。
（大事な終盤戦に向けて）これからいい場面でも自分のピッチングが出来るように頑張ります！応援よろしくお願いします！！」

＜4回無死から、バックスクリーン左へ飛び込む5号先制ソロHRを放つ！＞
「スライダーにうまく反応できました！感触もよかったですし、なんとか先制することが出来てよかったです！」

＜8回2死から、レフトスタンドへ飛び込む6号ソロHRを放つ！＞
「打ったのは真っすぐです。追い込まれていましたが、うまく反応することが出来たと思います！」

＜7回1死3塁から、センターへタイムリーヒットを放つ！＞
「打ったのはスライダーです。（小田）裕也さんが走ってチャンスを広げてくれていたので、とにかくランナーを還すことだけ考えていました。コンパクトにスイングすることを心掛けていましたし、なんとか追加点になってくれてよかったです！」

＜8回無死から、レフトスタンドへ飛び込む2号ソロHRを放つ！＞
「打ったのは真っすぐだと思います。難しいボールだったと思いますが、あまり覚えてないです。何はともあれ追加点を取れてよかったです！」