

完封は阻止するも、好機を生かしきれず敗戦



本拠地京セラドーム大阪にて迎えるSMBC日本シリーズ2022第3戦。
先発の宮城は初回を三者凡退に抑えると、その後もテンポのいいピッチングで4回まで無失点と相手打線を封じる!
S高橋の前に3回までノーヒットと抑え込まれていた打線だが4回、先頭の吉田正がチーム安打となるレフト前ヒットを放つと、1死1塁から宗が左中間を破るツーベースヒットを放ち2,3塁の好機を演出!しかし後続が倒れ先制点とはならず。
すると5回表、宮城が連打で1,2塁のピンチを招くと2死からS山田に3ランHRを被弾し先制を許す。
続く6回、1死からS村上にツーベースヒットを許すと宮城はここで交代。代わった比嘉が後続を打ち取り無失点で切り抜ける。
だが7回、この回から竹安が登板すると、2死満塁からS村上に押し出し四球を与え4点目を許す。
4点ビハインドのまま迎えた9回、本田がマウンドにあがるもS村上にダメ押しとなる2点タイムリーツーベースヒットを打たれるなどこの回3失点。
一矢報いたい打線は9回に1死から中川圭と杉本の連打でチャンスメイク!続く代打の西野がタイムリーヒットを放ち1点を返すも、その後得点を奪うことが出来ず黒星を喫した。
◇ 中嶋 聡 監督
「宮城は、調子自体は悪くなかったと思います。打線がチャンスで点を取れなくて、その次の回ですから。そういう流れになってしまっている感じはしますよね。
チャンスで中途半端なスイングをして、ボールに当たらないくらいならしっかりと振ること。打つべきボール、待つべきボールに対してですね。最後、ボール気味の球を中途半端に振ってしまったことは反省しないといけないですし、その前に打てるボールがあったのなら、そこをしっかり振っていかなければいけないんですけど、そこでなかなか手が出ないことが、今点を取れない原因だと思います。
まだ終わったわけではないので、引きずってる場合ではないです。やるしかないので。」
◇ 宮城 大弥 投手

<先発5回1/3を投げ、被安打6、奪三振5、失点3>
「5回のところがすべてだと思いますし、先頭打者から連打で繋がれてしまって、なんとか粘り切りたいところで長打を許してしまうという一番良くない投球になってしまいました。」