

2023年オープン戦第4戦



京セラドーム大阪にてオープン戦第4戦が行われました。
バファローズ先発の山下は、最速158キロの力強いストレートを中心に、ブレーキの効いたカーブを有効に使い相手打線を翻弄し、3回2/3を1安打、無四球、5奪三振、無失点の好投。3回途中から3者連続の三振を奪うなど、圧倒的なピッチングを披露した。
先取点が欲しいバファローズ打線は3回、紅林のヒットと相手のエラーで無死1、3塁のチャンスを作り、太田のダブルプレーの間に先制に成功する。続く4回には中川圭が2BHを放ちチャンスを演出すると、ゴンザレス、杉本に連続タイムリーが飛び出し2点を追加。
継投に入ったバファローズは、4回途中から吉田、新戦力のニックス、山﨑颯、近藤、阿部と無失点でつなぎ、3-0で勝利。この試合、開幕ローテーション入りを狙う先発の山下は最速158キロを記録し、4回途中を1安打、無失点の好投。球界の次世代エースとしての可能性を大いに感じさせる圧巻のピッチングを披露し、新戦力のニックスも2イニングを無失点に抑える好投。主砲候補の杉本が2打数2安打1打点、ゴンザレス、中川圭にも2BHが飛び出すなど、非常に成果のあるゲームとなった。
◇ 中嶋 聡 監督
「(山下)舜平大は落ち着いて投げられていると思います。今日はストライク先行で行けましたけど、そこが課題だと思いますので。ストライクが入らず、一本調子になってというのがやられるパターンですし、自分の中である程度全部のボールをコントロールできるというのが長いイニングを投げられる状況だと思いますので。ニックスは、ケガが一番怖いですからね。今まで投げていなかった分もあるので、そこはこちらが考えていかなければいけないところだと思っています。ゴンザレスはいいバッティングだったと思いますが、今日も右でしたので、また左打席も見たいですね。ラオウは徐々に上げてくれていったらと思います。色々な面でですね。」
◇ 山下 舜平大 投手

<先発3回2/3を投げ、1安打、5三振、無四球、無失点の好投!覚醒を予感させる圧巻のピッチングを披露した!>
「先発がかなり久しぶりだったので、試合を作らなければいけないので、入り方に気を付けて投げました。最初の方はバランスが少し悪かったんですが、なんとかまとめられたのでよかったです。フォークはまだまだなので、もっと練習しなければいけないと思いました。これからイニング、球数を伸ばしていけるように、もっと練習をがんばりたいと思います。まだ初勝利をあげられていませんので、まずはそこをクリアできるようにがんばります。」
◇ ジェイコブ・ニックス 投手

<オープン戦初登板で2イニングを無安打無失点の好投!潜在能力の高さをアピールした!>
「ゲームを壊さずにすみましたし、1252日ぶりの試合だったので、まずはそれを無事に投げ切れたということが一番です。30球の予定の中で2イニングを投げ切れてよかったです。京セラドームのマウンドは非常によかったんですが、これから日本のストライクゾーンにはこれから慣れていかなければいけないのかなと思いました。」