2023年オープン戦第5戦
京セラドーム大阪にてオープン戦第5戦が行われました。
バファローズ先発の田嶋は、初回に2ランHRを打たれるものの、2回以降は打たせて取る投球で無失点に抑え5回2失点でゲームを作った。
点が欲しいバファローズ打線は5回、ゴンザレスの2BHから野口のセンターへのタイムリーヒットで、1点を返す。7回には3者連続四球から1アウト満塁で森の押し出し四球で同点。2アウト満塁から代打小田が勝ち越しタイムリーヒット、福田にもヒットが出てこの回、一挙4点を取り試合をひっくり返す。
6回から継投に入り山岡が4回を2失点に抑える粘投を見せ、5‐4でバファローズの勝利となった。
この試合、開幕スタメンを狙う外野手3人福田、野口、小田がヒットを放ちアピールに成功し、外野手争いが激しくなる一方で次からも期待が高まるゲームとなった。
◇ 中嶋 聡 監督
「(田嶋投手に対して)内容よりも目的を持って投げられているかだと思いますので、そこがクリアになっているのであれば順調だと思います。
(山岡投手に対して)まっすぐの質は今日は良かったと思います。森と組んでまっすぐが多くなってバテたというのがあるんでしたら、そこが課題になるんじゃないですかね。そういうところを一つ一つ消していけばいいだけなんで、何が悪いとかはないと思いますし、ハイレベルな争いになってくれればいいです。
打撃に関してはドンドン行くのもいいでしょうし、打つべきボールじゃないのに無造作に打ちにいってしまっていたらダメなんで、そういうところがこれからの仕上げ方だと思います。」
◇ 田嶋 大樹 投手
<先発5回2失点とゲームを作る働きを見せる。>
「前回の登板で球数が多かったので、ストライクゾーン勝負で球数を少なくすることができて比較的良かったと思います。(ホームランに対して)オープン戦はいっぱい失敗できるので良い失敗でした。高さを間違えなければ比較的ポンポンいけるなと感じましたし、今日みたいなピッチングができたらいいと思うので、もう少し突き詰めることができたらと思います。」
◇ 山岡 泰輔 投手
<4イニングを投げ、4安打2失点。順調な調整ぶりを見せる。>
「今日は途中からのスタートだったので、しっかりと4イニングを投げ抜くということと、どんどんストライクゾーンに投げ込んで、バッターと勝負していくことをテーマにマウンドに上がっていました。真っすぐがいつもより走っていたと思いますし、(森)友哉が真っすぐ主体でリードしてくれたので、全体的にはよかったと思います。ランナーが出てからのセットポジションでの投球という部分は、もう少し修正していかないといけないですし、自分が持っているボールを扱えているかなども含めて、練習していきたいです。」