2023年オープン戦第6戦
京セラドーム大阪にてオープン戦第6戦が行われました。
バファローズ打線は2回、森が左中間を深々と破る3BHでチャンスを作ると、続く杉本がきっちりとタイムリーを放ち鮮やかに先制する。
一方、先発の黒木は丁寧にボールを低めに集め、5回までに8つの内野ゴロの山を積み重ね、持ち味を発揮するピッチングを見せるが、6回に3点を奪われるなど収穫と課題が浮き彫りとなるマウンドとなった。
その後、リードを3点に広げられたバファローズは、6回に1死3塁のチャンスから石川がタイムリーを放ち、1点を返すも反撃はここまで。
この試合、2-4で敗れはしたものの、比嘉、ワゲスパック、平野佳らブルペンの支柱となるべく存在が元気に1イニングを無失点に抑え、野手陣では支配下登録を目指すルーキーの茶野が2安打を放ち、新戦力の石川もタイムリーを含む2安打1打点をあげ躍動するなど、収穫も多いゲームとなった。
◇ 中嶋 聡 監督
「黒木は、球数的にというより、イニングというところでそういうこともあるのかなと。大事には至っていないと思います。5回まではよかったですよね。点を取られる、取られないというより、イニングを伸ばすということが課題なんですけど、そういったところは慎重に進めていかなければいけないのかなと改めて思いました。
茶野は昨日の守備も含めていいアピールをしてくれていると思います。左(ピッチャー)で難しいと思いましたけど、いいものを見せてくれました。」
◇ 黒木 優太 投手
<先発5回1/3を3安打3失点。収穫と課題が浮き彫りとなるマウンドとなった。>
「最後は少し右足がつってしまいました。(6回は)フォアボールからの失点になってしまいましたし、試合の後半の先頭バッターはもっと注意深く入らなければいけないと思いました。変化球はバランスよく自信を持って投げられていると思います。フォークは軸にはなっていますが、その他のボールもバランスよく投げられているからこそのフォークだと思っています。オフシーズンからここまでやってきたことが少しずつですが形になってきていると思いますので、あとはもっとしっかりと長いイニングを投げられるように練習をがんばっていきたいと思います。」