

2023年オープン戦第9戦



大阪シティ信用金庫スタジアムにてオープン戦第9戦が行われました。
バファローズが誇る次世代のエース候補、山下舜平大がオープン戦3戦目のマウンドへ上がる。山下は、毎回のようにランナーを許す苦しいピッチングになるものの、5者連続を含む4回2/3までに10個の三振を奪うなど高い奪三振能力を見せつける。山下は5回途中で予定の球数に到達し降板となり、4回2/3を4安打2失点の内容。順調に段階を踏む姿を多くのファンに披露した。
初回に先制を許したバファローズはその裏、宗のヒットなどで2死1、2塁のチャンスを作ると、この日5番に入った森がセンターへきっちりとタイムリーを放ち、すぐさま同点に追いつく。続く2回には野口、福田のヒットなどで作った2死満塁のチャンスから、中川圭が左中間を真っ二つに割る走者一掃のタイムリー3BHで勝ち越しに成功。
試合の方は同点に追いつかれ、4-4の引き分けでゲームセットとなるが、先発の山下は5回途中までに10奪三振を記録し、主軸候補の森、中川圭らにタイムリーが飛び出すなど、今シーズンのバファローズが非常に楽しみになるゲーム内容となった。
◇ 中嶋 聡 監督
「(山下)舜平大は、前回に比べて今日はフォークの落ちはよかったと思います。しっかりと段階を踏めているんじゃないですかね。今は自分のボールを投げることが一番ですし、まずはそれができるようになって、そこから配球だとか、コースとかの話になると思いますので。ワンステップずつですけど、その近くには来ていると思います。」
◇ 山下 舜平大 投手

<先発4回2/3を4安打、2失点。5者連続を含む10奪三振を記録!!>
「前回登板でフォークがよくなかったので、一週間練習して、よかったけど、カーブがうまく使えたらもっとよかったと思います。まだまだ状態を上げていかなければ打たれてしまうので。オープン戦だからとか考えず、自分はバッター1人1人、一試合一試合を大切に抑えていくだけ、次の試合も」