

2023年オープン戦第11戦



MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島にてオープン戦第11戦が行われました。
バファローズは初回、初球をとらえた野口の先頭打者ホームランで鮮やかに1点を先制する。
一方、先発のマウンドに上がった新外国人のニックスはオープン戦2回目の登板で3回を1安打三振5つと好投を披露した。
試合は4回から継投に入り小木田、近藤、阿部、ワゲスパック、漆原、本田とつなぐが4点を失う。
逆転したいバファローズ打線は8回に満塁から紅林の犠牲フライでまず1点を返す。9回には大里のタイムリーヒット、2死2.3塁から小田が逆転のタイムリー2BHで5-4としたがその裏、広島に同点とされ引き分けに終わった。しかしこの試合、先発としての期待が大きい新戦力ニックスが順調な調整ぶりを見せ、野手では連日安打を続ける野口がレギュラー獲得を期待させる収穫あるゲームとなった。
◇ 中嶋 聡 監督
「野口は初球から打つことができていますし、思い切りのよさが出ていていいと思います。
終盤に負けていても、追いかけられる状態というのは続けていかなければいけない。昨年もそうでしたけど、そこはいい部分だと思います。
小田はよく打ちました。去年出ていたメンバーも安泰ではないということですよね。
ニックスはいいピッチングだったと思います。まだ球数を増やせる状態ではないので、増やせるようになってくれたらと思います。」
◇ ジェイコブ・ニックス 投手

<先発3回を投げ、5つの三振を奪うなど、1安打無失点の好投!>
「前回登板よりもよかったと思いますし、とにかく今は少しずつ状態を上げていく段階なので、そういった意味でも非常によかったです。ヒットを打たれてしまったチェンジアップのところで投げミスはありましたが、全体的には空振りを取れるボールをしっかりと投げ込めたところが一番よかったです。先発ローテーションを目標にしていますし、そこに入っていけるように、しっかりと段階を踏んで状態を上げていきたいと思います。」