

2023年オープン戦第13戦



京セラドーム大阪にてオープン戦第13戦が行われました。
バファローズ打線は初回、先頭の野口がヒットで出塁すると、2番西野が左中間を真っ二つに割るタイムリー2BHを放ち、1、2番コンビで鮮やかに先制。続く2回には宗、中川圭のヒットで1死1、3塁のチャンスを演出し、茶野のタイムリーで1点を追加。3回にも宗、中川圭にタイムリーが飛び出し、リードを4点に広げ試合の主導権を握った。
一方、先発の黒木は、立ち上がりからコーナーを丁寧に突く投球で、2回の三者連続三振を含む毎回奪三振も記録するなど、安定感抜群のピッチングを披露。黒木は6回まで投げ切り、1安打、8奪三振、無失点の好投。初回の先頭打者へのヒット以降の打者17人を連続でアウトに取るなど、完璧な内容を披露。開幕へ向けて好調をアピールした。
試合の方は、5回にも杉本がバックスクリーン左に2試合連発となる打った瞬間それと分かるソロHRを放ち、6回にはドラフト4位ルーキーの杉澤のタイムリーでリードを6点に広げる。
7回から継投に入ったバファローズ投手陣は、コットンが2イニング、近藤が1イニングを無失点で切り抜け、6-0で勝利。
この試合、打線は13安打を放ち6点を奪い、投手陣は黒木、コットン、近藤と繋ぎ完封リレーを決めるなど、シーズン開幕へ向けて投打がガッチリと噛み合う好ゲームを披露した。
◇ 中嶋 聡 監督
「黒木は内容的にはずっといいですよね。いい競争になっていると思います。これが公式戦になって球数がかさんできた時にどうなるのか、色々なことが起きると思いますので、どう乗り切っていくのかというところになると思います。しかし、今のところはいいペースだと思いますけどね。
茶野はガムシャラにやってくれて、結果もよくて、非常にいいと思います。
(侍ジャパンのWBC優勝について)昨日もそうですし、素晴らしい試合でした。みんなに感動を与えてくれたと思います。その場にいられた選手は、これからの野球人生の中でもいい財産だと思いますし、本当にいいことだと思います。(WBCメンバーについて)登板間隔のこともありますし、日本のボールじゃなかったので。あと体調とも相談しなければいけないですよね。これは簡単なことじゃないと思います。(今後のことは)合流して、投げてみてからですね。」
◇ 黒木 優太 投手

<先発6回を1安打、8奪三振、無失点の好投!相手打線に2塁も踏ませない完璧な内容!!>
「先発投手はどれだけ打たれたとしても、ゲームを作るということが仕事ですし、テンポよくというところも課題だったので、今日はいい内容だったんじゃないかなと思います。自分のボールをしっかり投げてバッター1人1人を抑えていくということを考えていました。自分から先発をやらせてほしいとお願いしていますので、これからもしっかりとチームに貢献できるように、調整をしていきたいと思います。」
◇ 杉本 裕太郎 選手

<5回2死からバックスクリーンへ飛び込むの2試合連続となるソロホームランを放つ!>
「打ったのはカットボールです。いつも通り強い打球を打つことを心掛けました。日本が優勝したので、その勢いに乗っていけました。優勝おめでとうございます!」