

序盤に失点を重ねると、打線も沈黙し敗戦。



先発のワゲスパックは初回、1死から3連打を浴び満塁のピンチを背負うと、次の打者を二飛に打ち取るがこの打球で3塁走者がタッチアップ。これを見た宜保が本塁に送球し、一度はアウト判定となるも、リクエストで判定が覆り走者の生還が認められ、先制される。
なおもこの後、2本のタイムリーヒットを許すなどこの回10人の猛攻にあい4点を失う。
ワゲスパックは続く3回にも2死満塁から3点タイムリーツーベースヒットを浴びるなど、3回7失点の内容でマウンドを降りる。
一方の打線はH先発C.スチュワートJr.の前にランナーを出すものの、ここぞの場面であと1本が出ずなかなか得点を奪うことが出来ない。
バファローズは4回から黒木をマウンドに送ると、8回途中までを無失点に抑える快投をみせ、8回2死2,3塁のピンチから登板した吉田も追加点を許さず、味方の反撃を待つ。
7点ビハインドのまま迎えた最終回、2死から廣岡がツーベースヒットでチャンスを作るも、最後まで得点を奪うことが出来ずゲームセット。
相手投手陣の前に完封負けを喫した。
◇ 中嶋 聡 監督
「ワゲスパックは、フォアボールの数を見ても分かりますが、前回登板と全然違いましたね。
今日は黒木がよく投げてくれました。いろんな意味でチームを救ってくれたと思います。
(攻撃の方は)打線としてやらなければいけないことが出来なかったと思います。点差が開いた時に自分勝手なバッティングになってしまったなと。これはどのチームにもある悪いところだと思いますけど、今日はそれをやってしまったなとは思います。
ここまで連勝していましたが、いつか負けるということを考えると、これだけ完全にやられましたので、切り替えやすいと思います。なんとか明日、しっかり戦っていきます。」
◇ ジェイコブ・ワゲスパック 投手

<先発3回を投げ、被安打8、奪三振5、失点7>
「先発の役割を果たすことが出来ず、ただただ悔しいということしかありません。」