今日負ければSMBC日本シリーズ2023敗退が決まってしまう、大一番の一戦。
その大切なマウンドを託されたのは、エース山本。

その山本は初回を3者凡退に抑えるものの、2回にTノイジーにライトスタンドへの一発を浴び先制点を失う。

しかし打線はその裏、先頭のゴンザレス、杉本の連打などで1死2,3塁とチャンスを演出すると、若月のタイムリーで同点、さらには中川圭の犠飛で2点目を奪い、この回逆転に成功する！

一方の山本は3回以降もランナーを出すものの要所を締め、5回までを1失点に抑える。

すると5回裏、中川圭がヒットで出塁しその後1死2塁のチャンスを作る。すると今日3番に起用された紅林が相手投手が投じた低めの変化球を捉え、この打球がバックスクリーン横へ打球が突き刺さる2ランHRとなり、リードは3点に！

8回には頓宮がレフトスタンドへの一発を放ち、点差を4点に広げ、最終回に突入する。

迎えた9回表、マウンドには引き続きエース山本が登場すると、2つの三振を奪うエンジン全開のピッチングで最後を締めゲームセット！

先発の山本が日本シリーズの記録を更新する14個の三振を奪うなど、エースとしての堂々たる投球を披露し快勝！

明日、SMBC日本シリーズ2023は運命の第7戦に突入。全員の力を合わせ日本一をつかみ取りたい！

＜SMBC日本シリーズ2023第6戦　勝利監督インタビュー！＞
「追い込まれていましたので、今日勝って3勝3敗にすることができてよかったです。
由伸は前回はやられましたけど、“山本由伸”が2回連続でやられるわけがないと思って信頼して出しました。球数はいっていましたが、この試合、全部由伸にかけました。
打線は、すぐに取り返してくれたのは非常に大きいことですし、勇気が出ましたよね。それこそ由伸を楽にできたんじゃないかなと思います。
紅林は、期待して出していましたけど、まさかのホームランでしたので、ちょっとびっくりしました。頓宮も痛いところもあると思いますが、よく打ってくれました。
ここまで良いゲームができていると思いますが、どうしても勝ち負けがついてしまいますし、明日は最後の決戦になります。ファンのみなさん、大きな応援をよろしくお願いします！」

＜今日のヒーロー！チームを勝利に導く9回138球、14奪三振、1失点の完投勝利！！＞
「本当にファンのみなさんの声援に背中を押してもらって、最後まで投げることができたと思います！ありがとうございます！！
（今日まで）しっかりと調子も上げて来られましたが、みんなは心配しているだろうなと思いながらマウンドに上がっていました(笑)
先制点を許してしまったんですけど、しっかりと落ち着いて投げることができたと思います。
（日本シリーズ新記録の14奪三振について）本当に若月さんのおかげです！三振が取れていることは気づいていたんですけど、とにかく1イニングに集中して、気にしないように投げていました！
（若月選手の同点打について）やってくれると思っていました！
（ファンのみなさんへ）明日しっかりと決めて、中嶋監督を日本一の監督にしましょう！応援よろしくお願いします！！」

＜今日のヒーロー！打撃では2回に同点タイムリー！守備でも完投勝利に導く好リード！攻守に渡った活躍で勝利に貢献！！＞
「今日は負けられない試合でしたので、なんとか頑張ろうと思っていました！
（日本シリーズで山本投手とバッテリーを組んで）2回、失敗してしまって、チームに迷惑を掛けてしまっていたんですけど、（今日は）さすがの由伸です！
（同点打の場面は）なんとか早い段階で追い付こうと思って打席に入っていました！
（ファンのみなさんへ）泣いても笑ってもあと1試合ですので、明日も全員で勝ちましょう！！」

＜2回1死2,3塁から、ライトへ同点打となるタイムリーヒットを放つ！＞
「打ったのは真っすぐです。なんとか早い段階で追い付くことができてよかったですし、このあとも頑張ります！」

＜今日のヒーロー！5回に貴重な追加点となる2ランHR！値千金の一発で勝利に貢献！！＞
「今日は3番に入ったんですけど、いつも通り求められたところで、求められた仕事をしようと思って打席に入っていました！
（HRの場面は）後ろに森さん、頓宮さんとすごいバッターがいるので、僕は“つなげる”という気持ちで打席に入っていました。すごくいい感触で捉えることができたと思います！
（山本投手の好投を）今日はやってくれるだろうなと思って、後ろから見ていました！
（ファンのみなさんへ）明日も熱いご声援よろしくお願いします！！」

＜5回1死2塁から、左中間スタンドへ2ランHRを放つ！＞
「なんとか後ろにつないでいこうと思って打席に入っていましたし、それがいい結果につながってくれてよかったです！」