

曽谷が6回12奪三振無失点の力投で関西ダービー初戦を制す!



京セラドームで迎える阪神との関西ダービー初戦。先発の曽谷は2回表、1死1,3塁のピンチを招くも、宗の好守備などもあり無失点で切り抜ける。2回こそピンチを背負ったものの、その後は強いストレートと鋭く落ちるフォークを武器に5回までに11個の三振を奪う好投を披露!
曽谷を援護したい打線は5回裏、2死3塁のチャンスを作ると、頓宮に右中間を破るタイムリーツーベースヒットが飛び出し1点の先制に成功する!
直後の6回表、2本のヒットを打たれるなどで2死満塁と一打逆転のピンチを背負うも、最後はTミエセスを三振に切り無失点に抑える。先発曽谷は6回を投げ終え、毎回奪三振を含む12奪三振、無失点の好投でマウンドを降りた。
打線は6回裏、来田と太田の連続ヒットで1死1,3塁のチャンスを演出すると、続く西川がライトへのタイムリーヒットを放ちリードを2点に広げる。
7回表は曽谷の後を継いだ山田が三者連続三振を奪うピッチングを披露。8回表は古田島が登板すると、宗、頓宮にファインプレーが飛び出し、この回も三者凡退で切り抜ける。いい流れで迎えた8回裏、来田のツーベースヒットから太田、西川に連続タイムリーヒットが飛び出し4-0と阪神を突き放す!
最終回は本田が登板すると、相手打線を三人で抑え試合終了。曽谷の6回無失点の力投に加え、随所に野手陣のファインプレー、リリーフ陣の好投も光り、完封リレーで関西ダービー初戦を勝利で飾った!
◇ 中嶋 聡 監督
「ナイスゲームだと思います。
曽谷は良いピッチングでしたね。(ストライク)ゾーンでしっかり勝負できたと思いますし、宗もそうですけど、バックがしっかり守ってくれたのも大きかったと思います。リリーフ陣もよく投げてくれましたね。
相手も良いピッチャーなので、なかなか点は取れないなと思っていたんですけど、頓宮がよく打ってくれました。西川も良い状態に戻ってきているんですけど、まだまだ打ってもらわなければいけないんでね。
(明日の試合へ向けて)まだまだ負け越しの方が多いので、一個ずつしっかり返していけるようにがんばります。」
◇ 曽谷 龍平 投手

<今日のヒーロー!自己最多となる12三振を奪うなど、6回を無失点に抑える好投で今季4勝目を挙げる!!>
「(投球を振り返って)1人1人全力でいったことが、この結果につながったかなと思います。
(自己最多の奪三振は)意識はしてなかったんですけど、こういった結果になって嬉しいです。
(無四球は)ゾーンで序盤から強くいけていたので、それがよかったのかなと思います。
(野手の好プレーも)いつも野手の皆さんには援護してもらっているので、感謝しています。
(先制点は)めっちゃ嬉しかったです!」
<先発6回を投げ、被安打7、奪三振12、無失点>
「今日はしっかりとコースに投げ切れたと思いますし、ランナーを出しても1人ずつしっかりと抑えることが出来ました。先制点を取るまで粘り強く投げることが出来ましたし、先発としての役割は果たせたと思います。」
◇ 頓宮 裕真 選手

<今日のヒーロー!5回に決勝打となる値千金のタイムリー2BHを放ちチームを勝利に導く!!>
「(決勝打の場面は)曽谷が(マウンドで)結構吠えていたので、気合入りました!
甘いボールが来たら積極的にいこうと思っていたので、バットに当たってよかったです!
(カード初戦を勝利して)まだあと2試合あるので、また明日勝ちたいなと思います。
(曽谷投手のピッチングは)テンポよく投げてくれていたので、宗もいいプレーが出ましたし、本当に守りやすかったです。
(ファンの皆さんと)曽谷がやりたいみたいなので、曽谷に任せます(笑)
(曽谷にマイクを渡して)3、2、1、ほいさ~!!」
<5回2死3塁から、右中間へ先制打となるタイムリー2BHを放つ!>
「打ったのはカットボールです。曽谷が頑張っていましたし、とにかく先制点を取りたかったので、なんとか先制点を取ることが出来てよかったです!」
◇ 西川 龍馬 選手

<6回1死1、3塁から、ライトへタイムリーヒットを放つ!>
「なんとかヒットになってくれたのでよかったです!引き続き最後の最後までがんばります!」