

リリーフ陣が踏ん張りを見せるも、反撃及ばず敗戦



「Bsオリ姫デー2024 supported by DHC」埼玉西武との第11回戦。バファローズ先発は前回登板でプロ初勝利を挙げた齋藤。その齋藤は初回に1死3塁のピンチを招くと、L栗山にライトへの犠飛を打たれ先制を許す。
立て直していきたい齋藤だが3回表、2つの四球で1死1,2塁のピンチを招くと、L岸にレフトへの3ランHRを打たれ4点のリードを許してしまう。
反撃したい打線は4回裏、西川のヒットと紅林のツーベースヒットで無死2,3塁のチャンスを作ると、宗の三ゴロの間に走者が還り1点を返す。
齋藤は4回4失点で降板。5回からは高島が登板すると、要所を締める投球で7回までを無失点に抑える。
8回表は新加入のぺルドモが移籍後初登板。相手打線を三者凡退に抑える見事な投球を披露した!
すると打線は直後の8回裏。2死から西川がスタンド中段に飛び込むソロHRを放ち追い上げを見せる。
9回表は山田が登板し、2死まで奪ったところで吉田にスイッチ。代わった吉田が後続を抑え味方の逆転を待つ。
2点ビハインドで迎えた9回裏。宗のツーベースヒットなどで1死1,2塁のチャンスを作るも後続が倒れ試合終了。リリーフ陣が踏ん張りを見せるも、反撃及ばず敗戦を喫した。
◇ 中嶋 聡 監督
「齋藤響介は、ああ見えてなかなかフォアボールを出さないピッチャーなんですけどね。今日に限って言えば抜け球も多く、変化球も(ストライクが)入らずという状態でしたので、初めて見た感じですかね。ボールの勢いを見たら調子は悪くないと思うんですけど、あそこでもう一回粘れるようなピッチングができるようになれば、もう一つレベルが上がると思いますし、良い経験にはなったんじゃないですかね。
ペルドモは低めの制球力といいますか、もともと知っているピッチャーですので、違和感なく見ていました。髙島は今まで先発でしたけど、あそこで(相手の勢いを)食い止めてくれるピッチャーは必要なので。よく投げてくれたと思います。
打線は(相手の得点を)越さなきゃいけないところを越せなかったということなので。惜しかったとかそういうことではなくて、結果が全てですのでまた考えてやっていきます。」
◇ 齋藤 響介 投手

<先発4回を投げ、被安打4、失点4>
「先頭打者を出してしまうことが多く、テンポよく投げることができませんでした。このようなピッチングになってしまってすごく悔しいです。」
◇ 西川 龍馬 選手

<8回2死から、ライトスタンドへ第3号ソロHRを放つ!>
「打ったのは真っすぐです。いい角度でバットを入れることができました。引き続き最後までがんばります!」