連敗ストップを狙うこの一戦。マウンドには今季5勝目を狙う田嶋があがる。

田嶋は初回を無失点に抑えるものの、2回裏。連打を浴びるなど無死満塁のピンチを背負うと、H甲斐にタイムリーツーベースヒットを浴び2点を失う。さらにこの後犠飛も打たれ、3点ビハインドに。

一方、反撃と行きたい打線だがH有原のテンポの良いピッチングの前に凡退が続き、序盤中盤と無得点のイニングが続く。

2回に失点した田嶋だが、3回以降は本来のピッチングを取り戻し、7回3失点の粘投をみせマウンドを降りる。

8回は吉田がマウンドに上がると、2つの三振を奪うなど好リリーフを見せる。

3点ビハインドで迎えた最終回。どうにか得点を奪いたい打線だったが、三者凡退に打ち取られ試合終了。

最後まで突破口を見出すことができず完封負け。連敗は6となった。

「相手ピッチャーはよかったんですけど、それでもなんとか攻略していかなければいけないですし、何度も言っていますが、打席に立つのはバッターですし、あそこに立つ選手がなんとかしなければいけないですよね。色々な対策をして臨んでいると思いますが、こちらに意図が伝わってこない打席が多いと感じてしまいますね。
色々考えて、やらなければいけないことはやっているとは思いますけど、プロの世界なので、結果を出していくしかないので。
田嶋は絶好調というわけではなかったんでしょうけど、それなりにしっかり抑えてくれたと思います。ただ、序盤の3点はきつかったですね。なんとか最少失点でがんばってくれてたらとは思いますが、でも田嶋は悪くないですよ。
明日も試合はありますので、そこへどう向かっていくか、それしかないと思います。」

＜先発7回を投げ、被安打6、奪三振4、失点3＞
「序盤に複数失点を許してしまったところは悔しいですが、なんとか修正しながら粘り強くゲームを作ることはできたと思います。」