

≪2025年オープン戦 第11戦≫



バファローズ打線は0-0で迎えた2回、ディアスの振り抜いた打球がレフトスタンドに吸い込まれ、1点を先制する。さらに逆転を許し2点を追う7回には杉本の2BHなどでチャンスを作ると、相手のミスも重なり同点に追い付く粘りを見せる。
試合は9回に1点を奪われサヨナラ負けを喫するものの、打線では新外国人のディアスにOP戦第1号HRが飛び出し、投げては先発ローテーションとして大車輪の活躍が期待される九里が7回を3点に抑える好投を見せるなど、新戦力が存在感を大いに示した実り多いゲームとなった。
◇ 岸田 護 監督
「颯一郎は出力自体は出てきていますけど、(試合への)入りが課題ですね。守備の乱れもありましたけど。九里は少ない球数でしたし、良いテンポでしたし、よかったと思います。マチャドは連投をしたいということだったので。問題ないんじゃないですかね。ディアスは(ホームランが出て)よかったですね。少しずつ(状態が)上がってきていると思います。
今は(シーズン開幕へ向けて)しっかりと準備することをやるだけですね。」
◇ 九里 亜蓮 投手

<先発7回を4安打3失点の好投!順調な調整ぶりをアピール!>
「(若月)健矢としっかり話しながらできましたので、その辺は良かったと思いますけど、2回の失点はフォアボールから始まってますし、防げる失点だと思いますので、そういうところを詰めていけたらと思います。少しずつですけど、自分の意図しているボールは増えてきていますので、前回よりはある程度しっかりと投げ切れるボールも多かったのかなと思います。次回の登板では、もっと良い内容で投げて、良い形でシーズンに入っていけるようにしたいですね。」
◇ ジョーダン・ディアス 選手

<2回、レフトスタンドへOP戦第1号となる先制ソロHRを放つ!>
「打ったのはスプリットだと思います。2ストライクと追い込まれていましたが、少し浮いてきたボールをしっかりと捉えることができました!」