

≪2025年オープン戦 第12戦≫



バファローズ打線は9点を追う8回に西野のヒットからチャンスメイクすると、代走渡部の盗塁、そして相手チームのミスに付け込む好走塁で1点を返す。9回にも紅林、太田のヒットでチャンスを作ると、渡部の2点タイムリー3BHでまず2点。そして福永にもタイムリーが飛び出し、この回だけで3点を奪う猛攻を見せる。
この試合、敗れはしたものの、今季も先発ローテーションとして大車輪の活躍が期待されるエスピノーザが先発5回を1失点の好投。打線ではクリーンアップを狙う太田、紅林が2安打を放つと、途中出場の福永はタイムリーを放ち、同じく渡部はライトオーバーの2点タイムリー3BHと相手のミスを突く好走塁を見せるなど、好材料も目立った有意義なゲームとなった。
◇ 岸田 護 監督
「エスピノーザは、目標の球数まで投げることができましたし、要所で良いボールもあったと思います。よく粘ったと思いますけどね。
打線は良い打球も出てきていますので、少しずつですけど上がってきていると思います。紅林、太田は結果も出てよかったんじゃないですかね。最後(のイニングは)、若い選手たちが必死で繋いでくれましたね。麦谷も1、2打席も良い打球でしたし、最後しぶとく打つことができましたし、良い状態だと思います。(オープン戦残り4試合)変わらず必死にやるだけですね。」
◇ アンダーソン・エスピノーザ 投手

<先発5回を1失点の好投!安定感のあるピッチングを披露!>
「今日は(ストライク)ゾーンにどんどん変化球を投げ込んでいこうと思っていたんですが、上手くいかないところが多くて、相手にチャンスを与えすぎてしまったと思います。しかしシーズン中でも今日みたいな日は絶対にありますし、状態が良くない中でどうやって抑えるかなどいい練習になったと思います。自分自身は、また次の登板に向けてしっかりと準備していくだけです。」