2025シーズン開幕戦。先発のマウンドには今季から18番を背負うエース宮城が登る。

宮城は1回、2回と三者凡退に抑えると、2回裏の攻撃。1死1塁から太田が打った瞬間それと分かるレフトへの2ランHRを放ち2点を先制する！

先発の宮城は2回以降も直球と変化球を織り交ぜ、隙を与えぬ圧巻のピッチングを披露。相手打線を7回までパーフェクトに抑え込む。

8回に初安打を許し1点を奪われるも、宮城は8回1失点と堂々たるピッチングでマウンドを後に託す。しかし9回に登板したマチャドがピンチを招くと痛恨の同点打を浴び、試合は振り出しへ。

2-2で迎えた9回裏の攻撃。2死2塁のチャンスを作ると、若月が相手投手の直球を見事に左中間へ運び、バファローズはサヨナラ勝ちで試合をものにする！

宮城が風格すら感じさせるピッチングで試合を制圧すると、最後は女房役の若月が試合を決する一打を放ち、本拠地での開幕戦としては15年ぶりとなる白星を挙げた！
明日もこの勢いのまま勝利を収め、開幕カードの勝ち越しを決めたい。

「（開幕戦を終えて、今は）ほっとしています。
宮城は本当にエースだなというピッチングをしてくれましたね。（本人には）本当にナイスピッチングと言わせてもらいました。
（打線は）やってくれると信じていましたし、本当に状態も上がってきていると信じていましたので、よかったですね。
（多くのファンの声援が）届いていましたし、たくさんのファンの方々に来ていただいて、選手達も背中を押してもらって、ノビノビとプレーすることができたんじゃないかと思います。
（明日からも）1戦1戦すべてが重要になってくると思いますので、全力で戦っていきます。」

＜今日のヒーロー！同点の9回2死2塁から左中間を破るサヨナラタイムリー2BHを放ち試合を決める！＞
「（サヨナラタイムリーは）痺れましたね。最後の打席は“自分で決めてやる”という気持ちで打席に入りました。（9回に）追い付かれてしまいましたけど、なんとか最後決めることができてよかったです。岸田監督の初陣でもありましたので、勝つことができて本当によかったと思います。
大歓声がとても気持ち良くて、これからも毎試合大歓声でお願いします（笑）
（シーズンの）最後は笑って終われるようにがんばりますので、これからも熱いご声援よろしくお願いします！」

＜先発8回を投げ、被安打2、奪三振7、失点1＞
「（開幕戦のマウンドは）試合前まではあまり無かったのですが、マウンドに上がった時は少し緊張感がありました。いいボールも悪いボールもありましたが、野手の方々の守備のおかげでテンポよく投げることができたと思います。8回のところは甘く入ってしまったボールもありましたし、もう少し工夫して投げられるようにしたかったです。」

＜2回1死1塁から、レフトスタンドへ飛び込む今季第1号先制2ランHRを放つ！＞
「打ったのは真っすぐです。いい感触だったので、打った瞬間、（スタンドまで）届いてくれると思いました！（今季1号が）先制点になってくれてうれしいですし、この後も気を引き締めてがんばります！」