2021/08/24 (火)
その他

DESCENTE presents 第3回なにわのHERO始球式 火災から二人の女性の命を救った大阪のヒーローが魂込め投球

オリックス・バファローズでは8月20日、大阪の街を明るくすることに貢献した地元のヒーローに始球式にご登板いただく「DESCENTE presents 第3回なにわのHERO始球式」を京セラドーム大阪にて実施いたしました。今回の「なにわのHERO」は、今年の春の「紅綬(こうじゅ)褒章(ほうしょう)」を受章された、大阪市天王寺区の浅井信義(のぶよし)さん(47)。紅綬褒章は「自己の危難を顧みず人命の救助に尽力した方」に授与される栄典の一つです。火事の中、高齢親子二人の命を救った勇気ある行動に客席からは盛んに拍手が送られました。
昨年の夏、浅井さんの隣の家で火災が発生しました。煙が噴き出す家の中から声が聞こえることに気付いた浅井さんは、迷うことなく扉を開けて中へ。足が不自由な高齢女性を抱きかかえ、親子二人の救出に成功されました。浅井さんのモットーは、「義を見てせざるは勇無きなり」。「困っている人を助けることは当然」と、自然と体が動いたそうです。昨年8月には大阪市長より市民表彰、今年3月には大阪府知事より一般消防功労表彰も受けられています。また、浅井さんは70年以上続く老舗のパン屋の3代目店主でもあり、看板メニューのピロシキをはじめ、地域の人に愛されるパン作りに励まれています。
始球式は、バッターボックスに宗佑磨選手、キャッチャーに西村凌選手が入りました。浅井さんは思い切り良く振りかぶって投球。両軍ベンチと客席からは大きな拍手が送られました。
緊張のあまり手が震えたという浅井さんでしたが、終わった後は「一生の思い出になった」と笑顔。褒章や表彰を受けたこの1年を振り返り「普通なら絶対にないご褒美をいただけた。これからも困っている人がいたら進んで助けたい」と達成感ある表情で話していました。浅井さんの勇姿を近くで見届けた、長男で高校球児の伸介さん(16)は「父は普段から近所の人に積極的にあいさつして関係性を築いていた。だからこそ、火事の時に動けたと思う。自分もそんな風に普段から周囲の人に親切にしたい」と尊敬のまなざしを送っていました。


緊張の面持ちマウンドに立つ浅井さん


全力で投球する浅井さん


投球後、笑顔を見せる浅井さん

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