ドジャースへの入団が決まった山本由伸投手が大阪市内のホテルで記者会見し、決意と喜びを語りました。
この度、無事契約が決まり新たなスタートラインに立つことができました。どんな時も応援してくださった皆さんに本当に感謝しています。
来シーズンからプレーすることになるドジャースには、すごく高く評価していただいたと思っています。勝利への強い気持ちが「すごくいいな、ここだな」と思うものがありました。
同じチームになる大谷翔平選手は野球の世界でのトップ選手だと思っています。まだまだ僕の野球人生はこれからですので、成長につながる貴重な時間になると感じています。吉田正尚選手からも「おめでとう」と言っていただきました。いつか対戦できる日が来ると思うので、僕自身楽しみです。いい対戦をお見せできたらと思います。
オリックスに入団した時は、とにかく早く一軍で活躍できるように頑張ろうと強く思っていました。スタートラインに立つという意味では、ドジャースのユニフォームに初めて袖を通した時の気持ちとすごく似ているかなと思います。
初めてファームで登板した時の嬉しさと喜びはすごく覚えていますし、初めて一軍で登板することが決まった日の前日、すごく緊張していたのも覚えています。
オリックスではたくさんの経験ができました。チームが弱い時も経験できたので、負けた時の悔しさを実感できました。それが「頑張ろう」という活力につながり、僕を成長させてくれたと思います。強くなってからは、勝つことの喜びと大切さを感じることができました。
リーグ3連覇できたことはすごく嬉しかったですし、日本一を達成できたこともとても大きな経験です。
この7年間、オリックスという球団でプレーできてすごく成長することができました。オリックスだったからここまで来ることができたと感じています。
ファンの皆さんの応援は本当に僕らの力になりますし、モチベーションになります。コロナ禍での無観客試合を通して、応援していただくありがたみを知れて、より一層ファンの皆さんへの感謝の気持ちは大きくなりました。これからも応援していただけたら嬉しいです。