バファローズは増井が先発のマウンドへ上がる。増井は相手打線を三者凡退に抑える抜群の立ち上がりを見せると、2回には1死満塁のピンチをダブルプレーで凌ぐ粘りのピッチングも披露。今季初となるオープン戦のマウンドを2回無失点と上々の内容でリリーフ陣にマウンドを託した。

一方、バファローズ打線は2回、頓宮の2BHなどで1死1、3塁のチャンスを作ると、宜保がセーフティースクイズを鮮やかに決め先制に成功。3回にはT-岡田にタイムリーヒットが飛び出し、1点を追加。

試合の方は3回から登板した張が5イニングを投げ4点を奪われるなど、2－7で敗戦。しかし、ケガから復帰した増井が2回を無失点に抑え、T-岡田、中川圭が2安打ずつを放つなど、明るい材料も多く見られたゲームとなった。

「増井は、まずは投げられたということがよかったと思います。ケガはしてしまいましたが、順調に戻ってきているんじゃないですかね。張は、やってもらわないと困りますし、仕上げていってほしいと思います。Tの場合は内容ですよね。役割的にタイムリーというのがよかったと思います。」

＜オープン戦初登板！先発2回を1安打無失点に抑える！＞
「僕自身は初実戦でしたけど、チームは仕上げの段階ですし、僕もそのつもりで投げました。フォアボールやデッドボールなど、制球を乱してランナーを出してしまいましたが、その後は狙い通りに打たせてアウトを取れましたので、まずまずだったんじゃないかなと思います。これからもしっかりと調整していき、なるべく早い段階でチームの戦力になれるようにがんばります。」