先発の宮城は3回、連続四球を与えるなどピンチを招き、先制点を与える。

1点を追う打線は4回、ジョーンズが左中間へ同点に追いつくタイムリーヒットを放つと、さらにT-岡田がセンターへ勝ち越しのタイムリーヒットで続き、バファローズは逆転に成功！

だが宮城は4回裏に同点打を浴び、試合は振り出しに戻る。

迎えた6回、打線は二死1塁の場面でジョーンズがレフトスタンドへ今シーズン第2号の2ランホームランを運び、再びバファローズがリードを奪う！

リードを守りたい宮城だったが、6回裏、7回裏とそれぞれ1点ずつ失い、同点とされてしまう。宮城は7回4失点でマウンドを降り、試合は終盤勝負に。

8回からは2番手ヒギンスが登板するが、H柳田に2打席連続となる勝ち越し弾を浴びると、さらに2点を失い3点差に。最終回はH岩嵜に抑えられ、バファローズは敵地3連戦で勝ち越しとはならなかった。

「宮城は、初めての球場、初めての相手、いろんな要素がありますけど、もちろんずっと投げてきた疲れもあると思いますが、その中でも今日は悪い部類ではあったと思います。それでも、あそこまで球数を投げて、試合を作ったので、よしとしようということかもしれませんが、ただ、点の取られ方は悪かったですね。点を取った後に簡単に失点してしまうというのは彼らしくないといいますか。これはバッテリーの仕事なので、宮城一人の問題ではないです。こちらからの指示もそうですし、全てにおいて、今日はいい方に回らなかったということだと思います。
打線は杉本、AJが打ったし、そうなればああいう形でつながるというか。これはいいことだと思います。しかし、終盤のバント失敗もそうですし、作戦が絡んだところをもう一回ちゃんとやらなければいけないと思います。その中で一番ダメだったのは、挟殺プレーのところですね。2死1塁から時間をかけてもアウトにしたらいいだけなのを、ああいう形で1点を取られてしまった。あれは大いに反省してもらわなければいけないこと。どれだけ練習してもこういう形で出てしまうということは、まだあと2試合ありますけど、その後でも基本からしっかり練習していかなければいけないと改めて思いました。明後日からの2試合、前を向いて戦っていきます。」

＜先発7回を投げ、被安打8、失点4＞
「全体的にボールが高めに浮いてしまっていましたし、その分、打ち取ったと思った打球でも、ヒットになってしまっていたと思います。味方が点を取って勝ち越してくれていただけに、リードを守れず申し訳ないです。」

＜4回1死1,2塁から、レフトへ一時、同点となるタイムリーヒットを放つ！＞
「打ったのはチェンジアップ。チームの為に、なんとかこのチャンスを自分がモノにしようと思っていたから、打ててよかったよ！」

＜6回2死1塁から、レフトスタンドへ一時、勝ち越しとなる2号2ランHRを放つ！＞
「3-1とカウント有利の状況だったから、積極的にいこうと思っていたし、しっかりとボールを捉えていこうと思って打席に入っていたよ。チームが毎日、一生懸命戦っている中で、自分もなんとか貢献したいと思っていたから打ててよかった！」

＜4回1死1,3塁から、センターへ一時、勝ち越しとなるタイムリーヒットを放つ！＞
「打ったのは真っすぐです。宮城にも迷惑を掛けてしまっていたので、なんとか取り返そうと思っていましたし、みんなでつないできたチャンスだったので、なんとか打ててよかったです！」