先発の宮城は3回に先制点を許す。さらに毎回走者を出す苦しい展開となるが、粘り強い投球で6回1失点にまとめ、先発の役目を果たす。

その宮城を援護したい打線は6回、二死から1,3塁のチャンスを作ると、安達がレフトフェンスの上部を直撃するタイムリー2ベースヒットを放ち、同点に追いつく。

7回から継投に入ったバファローズは、2番手比嘉が登板。そして一死1塁となったところで再び投手交代。ここで新戦力のバルガスが登場！二死満塁のピンチを招いてしまうも得点は許さず、バルガスは初登板を無失点で終える！

しかし8回、4番手ヒギンスが先頭打者への長打から、勝ち越し点を与えてしまう。

このままでは終われない打線は9回、吉田正の四球から一死1,3塁のチャンスを作ると、代打・ジョーンズがレフト前へ同点に追いつくタイムリーヒットを放つ！なおもサヨナラの好機を得たバファローズだが、惜しくもあと1点を奪えず、試合は引き分けに終わった。

「よく追いついたとも言えますけど、勝つチャンスがあったわけですから、そこは追い求めたいところですね。ジョーンズはさすがの集中力を発揮してくれました。宮城はかなり粘られましたけど、1失点ですし、素晴らしいと思います。
バルガスは、もちろん先発もできますけど、ああいうところで力を発揮するタイプだと思っていきました。これからも先発と両にらみで考えていきます。
もちろん序盤に点を取って先発ピッチャーを楽に投げさせたいということはいつも思っているんですけど、向こうも簡単に取れるピッチャーではないですし、それの凌ぎ合いなんでね。そこでなんとか点を取っていけるようにがんばっていきます。」

＜先発投手としての役割を果たす6回7安打1失点の好投！＞
「野手陣の好守備に助けてもらっていましたが、追い込んでからのヒットも多かったですし、いい打球（捉えられた打球）の打たれ方が多かったと思います。ボール球を投げる時はしっかりとボールに投げ切るなど、もっと対応しないといけない部分が多かったと思います。」

＜6回2死1,3塁から、レフトフェンス直撃の一時同点タイムリー2BHを放つ！＞
「打ったのは真っすぐです。ラオウがなんとかつないでくれていましたし、宮城も頑張って投げていたので、同点のタイムリーになってくれてよかったですし、宮城の負けを消すことが出来てよかったです！」