

≪2022年オープン戦 第9戦≫



京セラドーム大阪にてオープン戦第9戦が行われました。
バファローズの先発マウンドには、今季もローテーションの柱として期待が掛かる宮城が上がる。宮城は立ち上がりからランナーを許しながらも、持ち味の緩急を活かしたピッチングで要所を締める。2回にソロHRで1点を失うものの、4回2/3を1失点にまとめる投球でマウンドをリリーフ陣に託す。
一方のバファローズ打線は、1点を追う3回。この日も2番に入った宗が1死2,3塁のチャンスの場面で、しぶとくセンター前へ運ぶ2点タイムリーヒットを放ち、逆転に成功。4回には中川圭のタイムリー3BH、6回に若月の2点タイムリーヒットが飛び出し、リードを拡げる。
試合は打線が7回、8回にも追加点を挙げたリードをリリーフ陣が守り切り、10-2でバファローズの勝利となった。
この試合、先発の宮城が4回2/3を1失点にまとめる投球を見せると、野手陣では、宗が逆転タイムリーを含む2安打2打点、若月も貴重な追加点となるタイムリーを含む2安打2打点、後藤も3安打猛打賞の活躍を見せるなど好調をアピール。シーズン開幕に向け、実りの多いゲームとなった。
◇ 中嶋 聡 監督
「(打つ方は)まだ調整段階で本番ではないので、ただ自分たちの感覚が上がってくるというのはすごくいい事だと思いますし、それが最初から出来るように、こっちは調整していきたいと思いますし、みんなが上げて来てくれることを信じています。
宮城はまだまだ修正する部分はあると思います。すごくレベルの高い話にはなると思うんですけど、そこを目指すピッチャーだと思いますので、開幕までにしっかり修正していって欲しいと思います。
しっかりと試合勘というところを全員で開幕に合わせてやっていきたいと思います。」
◇ 宮城 大弥 投手

<ランナーを許しながらも要所を締める投球で4回2/3を投げ1失点の好投!>
「毎回のようにランナーを背負って、苦しい状況の中での投球となってしまったので、結果だけ見れば1失点という形になりますが、もっと内容の濃い投球を増やしていきたいと思います。球数を投げられたことは収穫だと思いますが、5回まで投げ切れていなかったですし、もっと工夫して少ない球数で5回以上を投げられるようにしていきたいです。いろんなボールで勝負できるように、一つ一つの課題を克服して自信を持ってシーズンを迎えられるようにがんばります。」