2勝2敗のタイで迎えたSMBC日本シリーズ2023第5戦。
先発に指名された田嶋は初回に自らのミスなどでピンチを背負うものの、無失点に切り抜ける！

得点を奪いたい打線は迎えた4回、2死からゴンザレスが打った瞬間それと分かる特大の一発をレフトスタンドに叩き込み、1点を先取する！

先制点を貰った田嶋は、初回以降も伸びのある直球を武器に相手打線に付け入る隙を与えず、序盤中盤と0に封じ込める好投を披露する！

さらなる得点を狙うバファローズは7回、2死1塁から森の放った二ゴロを相手野手が失策。さらにバックアップに入った野手のミスも重なり、1塁走者の宗が一気に生還。リードは2点に。

7回無失点の好投を演じた田嶋に代わり、8回から山崎颯がマウンドに登る。しかし味方のエラーもあり無死1,3塁のピンチを迎えると、T近本にタイムリーヒットを浴び1点差に詰め寄られる。
さらにこの後1死2,3塁のピンチを背負ったところで宇田川にスイッチ。
だが迎えたT森下にタイムリースリーベースヒットを打たれ逆転を許すと、続く打者にも適時打を浴びたところで阿部に交代する。しかし阿部も2点を奪われ4点ビハインドで最終回に突入。

なんとか得点を奪いたい打線だが、9回は相手守護神の前に無得点に終わり試合終了。

正念場を迎えたバファローズ。本拠地京セラドーム大阪の歓声を力に第6戦に臨む。

「田嶋はすごいピッチングをしてくれました。7回までいってくれたことは大きかったですね。
宇田川は3連投でしたけど、相手もうまく打ちましたし、仕方ないと思います。
これはどちらにも言えることだと思いますが、ミスが点に絡むというゲーム展開になっていますよね。
杉本は打てたらよかったんでしょうけど、やっと実戦ができる段階まで来たのかなとは思いますけどね。
これで追い込まれたわけですから、開き直るわけではないですけど、京セラドームに帰りますし、あと2つ勝たなければいけないので、なんとか頑張りたいですね。」

＜先発7回を投げ、被安打4、奪三振4、無失点＞
「とにかく後悔だけはしないように、思い切って腕を振っていこうと思って投げていました。若月さんのリードに引っ張ってもらいながら、しっかりと投げ切れたところはよかったと思います。」

＜4回2死から、レフトスタンドへ飛び込む先制ソロHRを放つ！＞
「少し甘く入ってきたストレートをしっかりと捉えることができたし、いいスイングができたよ！」