

セデーニョに同点HRが飛び出すも、延長10回表に勝ち越しを許し敗戦



今日の先発は、プロ初先発で初勝利を狙う高島。
その高島は1回、2回と三者凡退に抑える順調な滑り出しを見せる。
すると打線は2回裏、セデーニョに豪快な一発が飛び出し先制に成功する!
3回に1点を奪われ振り出しに戻されるものの打線はその裏、紅林、西川の連打などで1死2,3塁のチャンスを作ると、中川の内野ゴロの間に得点し、すぐさまリードを奪う。
だが5回、高島はピンチ背負うとE村林に痛恨の逆転打を浴びる。さらにこの回もう1点を失うとここで無念の降板。
代わった阿部が後続の打者を抑え、これ以上の得点を許さない。
2点を追うバファローズは8回、先頭の中川がヒットで出塁すると、続くセデーニョが本日2本目となる2ランHRを叩き込み同点に追いつく!
その後9回は両者無得点に終わり、試合は今季初の延長戦に突入。
しかし迎えた延長10回表、5番手の山崎がピンチを背負うと、E鈴木に強襲のタイムリー内野安打を許し、勝ち越しを許す。
逆転したいバファローズだったが、裏の攻撃は無得点に終わり、試合終了。
今季初のカード勝ち越しとはならなかった。
◇ 中嶋 聡 監督
「高島は、球数も少なくいってくれていたんですけど、ちょっとボールが浮いたところを一気にいかれてしまいましたね。
古田島はよく投げてくれたと思います。颯一郎はボールの勢いは少しずつ戻ってきているとは思いますが、結果がすべての場所で投げていますので、なんとかがんばってほしかったんですけどね。
打線としてもつながりが出始めているとは思いますが、なんとか勝ち切りたかったですね。あそこで勝ち切ることが一番いい薬になると思いますし、競ったゲームをどうやって勝ち切るかが大事になってきますので。」
◇ 高島 泰都 投手

<先発4回2/3を投げ、被安打5、奪三振3、失点4>
「プロ初先発でしたが、そこまで緊張することもなく、良い緊張感で試合に入ることが出来ました。状態自体は悪くなかったと思いますし、4回まではしっかりと自分の投球が出来ていたと思います。ただ、5回の2アウトを取った後、粘り切れずに連打で得点を許してしまったことが悔しいですし、先発投手としての責任を果たせなかったことがすごく悔しいです。」
◇ レアンドロ・セデーニョ 選手

<2回無死から、バックスクリーン左へ先制打となる2号ソロHRを放つ!>
「打ったのはチェンジアップです。2ストライクに追い込まれていたので、体が突っ込まないように意識していました。浮いてきた変化球にうまく対応できましたし、先制点になってくれてよかったです!」
<8回無死1塁から、レフトスタンドへ同点打となる3号2ランHRを放つ!>
「とにかく振り負けないことを意識して打席に入りました。打った瞬間、入ってくれると思いましたし、追いつくことが出来て良かったです!」