先発のカスティーヨは初回を無失点に抑えるが続く2回表、2死2塁のピンチを迎えるとそこから3連打を浴び、2点を失う。

しかし打線はその裏、宗のヒットなどで無死満塁と絶好のチャンスを作ると、この試合9番でスタメン起用された来田がセンターへ2点タイムリーヒットを放ち、すぐさま同点に追いつく！
さらにこの後、2死1,2塁から紅林にもタイムリーヒットが飛び出し、この回勝ち越しに成功する！

2回に失点を許したカスティーヨだったが、それ以降は立ち直りを見せ、6回1/3を投げ2失点の粘投でマウンドを降りる。その後富山が登板すると、ピンチこそ招くものの無失点に切って取る！

だが8回表、登板した宇田川が1死2,3塁から、味方のミスで同点に追いつかれると、その後もセーフティースクイズやタイムリースリーベースヒットなどでこの回4点を失い、逆転を許す。

なんとしてでも奪い返したい打線だったが、最後まで得点を挙げる事ができず試合終了。
序盤にリードを奪うも、終盤に逆転を許し敗戦した。

「（8回の失点について）ここのところ、どうしてもエラーが絡んでしまいますね。みんなしっかりと練習しているんですけど、切羽詰まったプレーといいますかギリギリのプレーで、今日に関してはタイミング的には普通に投げていればアウトですので。もっと精度を高める練習と、こちらももっと言っていかなければいけないでしょうし。
打線としては、序盤のところでしっかりとバントを決められなかったりだとか、そういうところで攻めきれないというか。もっと一気に畳み掛ける攻撃ができるようにしていきたいですね。
来田は調子は悪くないので。よく食らいついて打ってくれたと思いますけどね。」

＜先発6回1/3を投げ、被安打8、奪三振7、失点2＞
「7回を投げ切れなかったというのはすごく悔しいですが、課題であった1イニング目はしっかり抑える事が出来ましたし、野手に助けてもらいながら粘り強く投げることが出来たと思います。」

＜2回無死満塁から、センターへ同点打となる2点タイムリーヒットを放つ！＞
「打ったのはフォークです。とにかく次に繋ぐ意識で打席に立ちました。なんとか追いつくことが出来てよかったです！」

＜2回2死1、2塁から、センターへ一時勝ち越し打となるタイムリーヒットを放つ！＞
「打ったのはツーシームです。来田が頑張っていたので、なんとか自分も続こうと思っていました。来田に続くことが出来てよかったです！」