8年ぶり開催となった沖縄での千葉ロッテとの2戦目。
バファローズ先発のカスティーヨは、3回まで打たれたヒットは1本とテンポのいい立ち上がりを見せる。
4回にMポランコにライトにソロHRを打たれ、先制こそ許してしまうが、その後も8回まで千葉ロッテ打線を3安打に抑える気迫のピッチングでマウンドを降りた。

一方の打線は幾度となく好機を作るも、チャンスを活かすことができない。

だが1点ビハインドで迎えた9回、森のヒットから1死3塁のチャンスを作ると、その後2死まで追い込まれるも、西川の放った打球が相手野手の失策を誘い、ついに同点に追いつく！

9回、10回とマチャドが三者凡退に抑える完璧な投球を披露すると、11回、12回は高島、宇田川、阿部が無失点に抑えた。

一方、オリックス打線は延長11回に2死1,2塁の一打サヨナラのチャンスを作るも、あと1本が出ず。その後延長12回も得点を奪えないまま1対1の引き分けで試合終了。
沖縄での試合をサヨナラ勝利で飾ることはできなかったが、9回になんとか追いつき引き分けに持ち込んだ。

「カスティーヨは色々試して調整したことが非常にいい方向に出たと思います。中継ぎ陣も粘り強く投げてくれましたね。
攻撃のところは、昨日も言いましたけど、どこで打つかが大事なので。（ヒットが）一本出たからどうこうではなくて、場面場面でどういうバッティングをするかが課題ですし、それがまだ出来ていないということだと思います。」

＜先発8回を3安打1失点の内容＞
「立ち上がりから状態も良く、しっかりとボールを操ることができていたと思います。8回まで投げられたことも良かったと思いますが、失投をホームランにされてしまったことは本当に悔いが残ります」