連敗を止めたいバファローズは宮城が先発のマウンドに上がる。その宮城は走者を背負うも、要所を締めるピッチングで、序盤3回を無失点に抑える。

打線は2回、内藤がプロ初安打となるフェンス直撃のツーベースヒットを放つも、得点に繋げることが出来ない。

宮城は中盤4回から6回まで全て三者凡退に抑える快投を披露。7回は2死満塁とピンチを招くも、最後はH今宮をセンターフライに打ち取り、この回もスコアボードに0を並べる。宮城は次の回もきっちり三者凡退に抑え、8回121球9奪三振無失点の熱投でマウンドを降りる！

しかし一方の打線も、H大津をなかなか捉えることができず、8回まで無得点に抑えられる。

9回からは両者継投に入り、バファローズはマチャドが登板。2死3塁とピンチを背負うも、H川瀬を遊ゴロに打ち取り無失点で切り抜ける。打線はその裏、2死2塁と一打サヨナラのチャンスを作るも、後続が倒れ延長戦に突入。

ペルドモ、吉田と繋ぎ、両者無得点のまま試合は延長12回へ。迎えた12回の表、代わった山田が、味方野手のミスも絡み1死満塁のピンチを招くと、H栗原にタイムリーヒットを浴び1点を先制される。その後山岡にスイッチするも、パスボールとH山川にタイムリーヒットを浴び、この回3点を奪われてしまう。

続く最後の攻撃、反撃を見せたい打線だったが、三者凡退に倒れ試合終了。投手陣が奮投するも、得点を奪えず延長12回の末に敗戦を喫した。

「宮城は見た通りのナイスピッチングです。
（内藤の打撃について）しっかりとタイミングを取って振っていけるというのが強みですから。
（12回の失点の場面は）ミスもそうですし、フォアボールもそうですし、そういうのが絡んで来たらやっぱり苦しくなりますよね。
打線がピッチャーを助けることができていないというのがすべてですね。
チャンスをもらっているんですから、どんどん行ってくれて構わないんですけど。やっぱり仕掛けていくと言いますか、しっかりと捉えるというのが欲しいんですけどね。
しっかり振っていけるというバッターが出てこないといけないのかなと思います。」

＜先発8回を投げ、被安打4、奪三振9、無失点＞
「全体的にはしっかりとバッターと勝負することができていたと思います。少しフォアボールが多くなってしまったところもありましたが、その後をしっかりと切り替えて投げることができたと思いますし、野手の皆さんのいいプレーに助けていただいたおかげでテンポよく投げることができました。」

＜2回1死から、レフトフェンス直撃の2BHを放ち、プロ初安打を記録！＞
「いいタイミングで捉えることができたと思いますし、しっかりと1発で仕留めることができました！（プロ初安打について）すごい大歓声をいただけて、本当にうれしいです！」