曽谷が力投を見せるも、打線が沈黙し連敗脱出とはならず
先発のマウンドには7勝目を狙う曽谷が登る。曽谷は初回から毎回の様にランナーを背負うものの、要所を締める投球を披露。序盤中盤と無失点のイニングを重ね、6回までH打線を無失点に封じ込める!
一方の打線は、H石川の前にランナーこそだすものの、チャンスを作り出すことができず。得点を奪うことができない。
ここまで好投を演じてきた曽谷だが迎えた7回表、1死2,3塁のピンチを招くと、H石塚に犠飛を打たれ先制点を奪われる。だがこれ以上の得点は許さず、7回1失点の力投でマウンドを降りる。
8回は椋木が登板するも、2死2塁のピンチを背負い投手交代。ここで先日現役引退を発表した比嘉が、大きな声援を背に受けマウンドに上がる。比嘉は登板後先頭に四球を与えるものの、続くH中村晃を右飛に打ち取り、チームの反撃を待つ。
8回裏は福永、西野の連打でチャンスを演出するも無得点、迎えた9回は三者凡退に終わり試合終了。最後まで攻撃の糸口を掴むことができず、連敗は6となった。
◇ 中嶋 聡 監督
「曽谷は自分のミスもありましたけど、ペースを考えて強弱をつけながらしっかり投げたと思います。
比嘉もよく投げてくれました。
(打線について)プロなので、結果しかないですからね。もちろん過程の問題も見てやってはいるんですけど、やっぱり結果を残さなければ生き残っていけないというのは間違いないことですので。(若い選手が多いので)一軍のこの場で経験していくしかないと思いますし、今はその過程ではありますので、そこは我慢してこちらがやるしかないと思います。
残りの試合もまだありますので、しっかりと戦っていけるようにがんばっていきます。」
◇ 曽谷 龍平 投手
<先発7回を被安打5、失点1>
「なんとか試合を作れたことはよかったと思いますが、自分のミスから失点してしまったことを反省しなければいけないです。」