バファローズは初回、紅林のOP戦第1号となるライトスタンドへのソロHRで先制点を奪う。その後、一時逆転を許すも、3回に太田、中川のヒットなどからチャンスを作り、西野の犠牲フライで同点に追いつくと、4回に頓宮がレフトスタンドへのソロHRを放ち、勝ち越しに成功。
一方、先発マウンドに上がった九里は初回に失点こそ許すものの、2回以降は安定感のあるピッチングで、4回途中4安打2失点の内容でマウンドをリリーフ陣に託す。

試合はその後、同点に追いつかれ3-3の引き分けで試合終了となったが、打撃陣では今日1番に入った中川が4安打、紅林は先制ソロHR、頓宮も一時勝ち越しとなるソロHRを放つなど、状態の良さをアピール。投手陣ではリリーフでマウンドに上がった博志、平野、山田、山崎が無失点に抑える好投を見せるなど、シーズン開幕に向け投打に収穫の多いゲームとなった。

「（九里は初回に失点も2回以降は）テンポよく抑えられていたと思いますし、（開幕に向けて）問題ないと思います。
平野はよかったですね。球速も上がってきましたし、安心して見ていられましたね。（颯一郎も）よかったと思います。キャンプからちょっとずつ上がって来ているというのが、今日しっかりと出ていたと思います。
（打線の状態は）徐々に上がってきているのは感じていましたので、そういったものが今、出てきているのかなと思います。（頓宮は）いい当たりが出ましたね。本人も少しほっとしたんじゃないですかね。紅林も調子よく来ていると思います。中川も（4安打と）結果もよかったですね。
明日でオープン戦最後のゲームになりますので、またしっかりとやっていきます。」

＜1回2死から、ライトスタンドへ先制となるOP戦第1号ソロHRを放つ！＞
「打ったのはストレートだと思います。感触はよかったんですが、（スタンドに）入るかどうかは分からなかったです。なんとか先制点を取ることができてよかったです！」

＜4回1死から、レフトスタンドへ一時勝ち越しとなるOP戦第1号ソロHRを放つ！＞
「打ったのはカットボールだと思います。1打席目も感覚は悪くなかったので、それを継続しようと思って打席に入りました。なんとか1本出てくれてよかったんですが、もっと打てるように引き続きがんばります！」