

≪2025年オープン戦最終戦≫



バファローズは初回、この日も1番に入った中川が2BHなどで無死3塁のチャンスを作ると、続く太田が犠牲フライを放ち、先制に成功。
一方、先発マウンドに上がった高島は、ランナーを許しながらも粘り強いピッチングで相手打線を封じ、6回4安打無失点の好投を見せる。
5回にも追加点を挙げたバファローズは7回から継投に入ると、1点は失うもののリリーフ陣がリードを守り切り、2-1でオープン戦最終戦を勝利で飾った。
この試合、先発ローテーション入りを狙う高島が6回4安打無失点の好投で開幕ローテーション入りへ猛アピールすると、昨日に続き1番に入った中川が3安打猛打賞の活躍を見せるなど、投打において順調な調整ぶりが伺える有意義なゲームとなった。
2025年岸田監督率いるバファローズ。
3月28日本拠地京セラドーム大阪で迎えるシーズン開幕へ向け、いざ出陣。
◇ 岸田 護 監督
「(OP戦最終戦を勝利で終えて)まだミスもありましたので、そこは考えていかなければいけないですが、なんとか勝ち切れたという部分はよかったですね。
(先発の)高島はよかったですね。カットボールもかなりキレがありましたし、球速も最後まで落ちなかったところもよかったと思います。
(中川選手はこの2試合で7安打)すごい打っていましたね。本当に状態が上がってきてくれていると思います。(初回の走塁については)相手の隙を付ける走塁の意識というのはよかったと思いますし、そこはみんな持ってくれていると思います。
(福永捕手は)2軍でも頑張っている姿というのは見ていましたし、すごく成長しているなと思います。
(OP戦を振り返って)いろいろとありましたけど、最後に少し見えてきたところもありましたし、打撃陣も徐々に(状態が)上がってきてくれましたので、そこはよかったと思います。
OP戦最後に本拠地で勝ててよかったです。選手達全員、心も体も準備が整ったと思っています。(シーズンも)チーム一丸となって戦っていきます。」
◇ 高島 泰都 投手

<先発6回4安打無失点の好投!先発ローテーション入りへ向けて猛アピール!!>
「(投球を振り返って)試合の入りのところで緊張してしまって、フォアボールを許してしまったんですが、投げていくごとにだんだんと良くなっていったと思います。キャンプから球数をしっかりと投げてきたので、去年だったらバテてしまっているところで、今日はバテることなく投げることができていたと思いますし、そこは去年より成長している部分かなと思います。今日、良くなかった試合の入りの部分をピッチングからしっかりと意識して、開幕に向けて調整していきたいと思います。」
◇ 中川 圭太 選手

<先制点につながる2BHを含む3安打猛打賞の大活躍!>
「(1打席目は)甘いボールが来たら振っていこうと思ってましたし、その準備ができていたので、身体がうまく反応してくれたと思います。(2,3打席目は)追い込まれていましたし、なんとかしようと思っていたので、(いい結果になってくれて)よかったです。OP戦期間で課題もたくさん出たので、1つずつより多く取り組んでいって、開幕に向けてしっかりと準備していきたいと思います。」