

後藤&杉本に一発が飛び出すも、2桁失点が響いて黒星



先発のスパークマンは初回、H柳田にソロホームランを浴びて先制を許す。
打線は2回、一死2,3塁の好機で頓宮がライトへ同点の犠牲フライを放つ。さらに二死3塁のチャンスでは、若月が左中間へタイムリー2ベースヒットを放ち、勝ち越しに成功する。
2回を三者凡退、3回は無失点と、立ち直りを見せたスパークマンだが、5回に連続フォアボールを与えるなど満塁のピンチを招き、逆転を許して降板。代わった齋藤、張も失点するなど、点差を広げられてしまう。
7点を追う打線は6回に、後藤が右中間スタンドへ今シーズン初アーチ。さらに杉本もレフトスタンドへ23号のソロホームランを放ち、反撃に出る。
しかしその後も救援陣の失点が重なるなどホークスに追いつくことができず、ゲームセットとなった。
◇ 中嶋 聡 監督
「スパークマンは、突然のフォアボールからですからね。原因を考えていかなければいけないですね。
その後に出たピッチャーも初球ですからね。逃げるわけではないですけど、どこに投げるかということを考えて、その技術を磨くということですよね。それができるようになればワンランクもツーランクも上に上がれると思います。
打線はこの前から考えて、同じピッチャーですが、よく点は取ったと思いますけど、1イニングであれだけいかれてしまったら難しいですね。駿太は思い切りよく振ってくれたと思います。」
◇ 若月 健矢 選手
<2回2死3塁から、レフトへ一時勝ち越しとなるタイムリー2BHを放つ!>
「スパークマンの為にもなんとか点を取りたいと思っていましたし、打ててよかったです!なんとか連勝できるようにこの後も頑張ります!」
◇ 後藤 駿太 選手
<6回無死から、右中間へ1号ソロHRを放つ!>
「打ったのは真っすぐです。追いかける展開でしたし、どんな形でもいいのでチームに勢いをつけられるようにと、打ちにいった結果が、ホームランになってくれてよかったです!」
◇ 杉本 裕太郎 選手

<6回1死から、レフトスタンドへ飛び込む23号ソロHRを放つ!>
「甘く入ってきた変化球を1発でしっかりと仕留めることが出来ました!」
◇ グレン・スパークマン 投手

<先発4回0/3を投げ、被安打4、失点6>
「すべては5回の連続フォアボールのところだと思う。あの場面、自分のミスも絡んで、相手にものにされてしまったし、悔やまれるピッチングになってしまった。」